人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サイクル ロードレース コラム 2019年4月24日

【フレッシュ・ワロンヌ / プレビュー】連続登坂3回!『ユイの壁』以外にも勝負どろこ複数でよりスリリングに!

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
  • Line

あれ以来、まるで勝ち癖がついたかのようにあらゆるレースを勝ちまくり、この春にはミラノ〜サンレモでモニュメントタイトルまで手に入れた「ルル」だが、3日前のアムステル・ゴールドレースでは手痛い失態を犯した。ほぼ勝利は確実と思われていながら、最終盤の牽制合戦の隙きを突かれ、まさかの4位。ただし「がっかりしているが、打ちのめされてはいない」と、水曜日にリベンジを誓う。

やはり大いにアムステルを活気づけながら、勝ちをつかみ切れなかったアスタナにとっても、雪辱戦となる。いや、むしろ、過去のアムステル覇者3人を新規獲得し、意気揚々とアムステル制覇に向かったは良いけれど、最高位は18位..と散々な結果に終わったディメンションデータこそ、明確な成績が必要かもしれない。

またベルギークラシックでどうしても1勝欲しいロット・スーダルは、「バルベルデの加速タイミングをついに見定め」て昨大会3位に食い込んだヴァネンデールを筆頭に、常にフレッシュ・ワロンヌをかき回すウェレンス、小型パンチャーとして急成長中のランブレヒトと共にユイの壁に挑む。

昨ブエルタで激坂巧者っぷりを見せつけたウッズや、ストラーデ・ビアンケの激坂フィニッシュを2度勝ち取ったウヴィアトコウスキーも、優勝候補に名が上げられる。ユイに強い思い入れを持つゴデュや、昨大会堂々5位に食い込み、もはや「上れるスプリンター」以上の強者に成長したマシューズの走りにも注目したい。

アダム・イェーツも2年ぶりに大会に乗り込むが、このアダムが2018年ティレーノで激坂を制した時、2位に食い込んだのがサガンだった。そのサガンが、人生初めて、フレッシュ・ワロンヌのスタートラインに並ぶ。ユイの壁自体は、2015年ツールで登坂経験があり、覇者プリトから40秒遅れの区間27位で終えている。

宮本あさか

宮本 あさか

みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!

サイクル ロードレースの放送・配信ページへ