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サイクル ロードレース コラム 2017年7月4日

ペーター・サガン「プレッシャーとは何だい?僕はそれらが何の事か分からないよ」

ツール・ド・フランス by J SPORTS 編集部
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レース終盤のラスト300m地点、上位集団に位置していたペーター・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)の右足クリートがペダルから外れるという惨事が起きた。但し、サガンはペダルスリップに対しても持ち前の冷静さと力強さを活かし冷静に対処。その結果、ラスト100m地点で五輪王者であるグレッグ・ヴァンアーベルマート(BMCレーシングチーム)を追い越し、サガンを猛追していたマイケル・マシューズ(チームサンウェブ)とダニエル・マーティン(クイックステップフロアーズ)を僅差で跳ね除け、第3ステージで勝利を飾ることができた。

サガンは、ベルギーでスタートし、ルクセンブルクを経由して、最後1.6kmもの長い上り坂を上り終えた頂上にあるフランスのロンウィ迄の212kmにも及ぶアップダウンの激しい過酷なステージを制し、ツール通算8勝目を成し遂げた。

また本レースにおいて多くの選手にとって克服困難である“ペダルスリップ”を彼の筋力と、アジリティでカバーし優勝した本レースは、サガンにとってその他7回のステージ優勝と比べても、最も印象深いレースの一つになったといえる。

レース後、最後ペダルスリップが起きたことで焦ったか?との質問を記者から問われると、サガンは笑顔で「焦りやプレッシャーとは何だい?僕はそれらが何の事か分からないよ」と答え、記者を笑わせた。

引用:https://cyclingtips.com/news/sagan-pulls-foot-from-pedal-in-sprint-still-wins-stage-3-of-tour-de-france/

翻訳協力者:坂田裕希/家徳悠介


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J SPORTS編集部

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