位置取りを悔やむマイケル・マシューズ「今日は計画通りいかなかった」

「もっと前方にいられたら、勝っていたと思う」

スプリント決着となった第3ステージ。マイケル・マシューズ（チームサンウェブ）はゴール前でグレッグ・ヴァンアーヴェルマート（BMCレーシングチーム）、ダニエル・マーティン（クイック・ステップ　フロアーズ）をかわすも、ペーター・サガン（ボーラ・ハンスグローエ）にはわずかに届かず、昨年のステージ優勝に続くツール通算2勝目を惜しくも逃した。

マシューズは次のように話した。

「かなり後方から前方に上がらないといけなかったんだ。不運にも登りに入る前にいい位置取りができなかった。スプリント前にかなりの距離の差を縮める必要があった。サイモン・ゲシュケ（チームサンウェブ）が素晴らしい仕事をして差を縮めてくれたけど、前の5人とはまだ距離があった。自分でその差を縮めて、さらにそこからスプリントをしないといけなかったんだ」

落胆しているかと質問されると、もっと良い位置取りをしていれば勝てたはずだったと強調した。

「もっと前方に位置することができていたら、勝っていただろうね。今回の様にトップから離れすぎてしまうと、どうすればよいか判断が難しい部分がある。まあ、今回は2位を取れた事を、素直に喜ばなきゃだね」

マシューズは最後の上りでいい位置にいないのは明らかだった。そしてマシューズが言うように、アシスト陣もうまく位置取りをサポートできなかった。

「今日は計画通りいかなかった。上りに差し掛かる前に位置取りをミスしてしまったからね。でも脚の調子はいいし、チームも本当によくサポートしてくれている。今後のステージにも自信を持っているよ。」

第4ステージも集団スプリントでのゴールが予想される。ポイント賞ジャージの争いが、見どころだ。

引用：http://www.cyclingnews.com/news/tour-de-france-matthews-too-far-back-ahead-of-longwy-sprint/

翻訳協力者：坂田裕希/家徳悠介

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