人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サイクル ロードレース コラム 2017年7月7日

【ツール・ド・フランス2017 第6ステージ結果速報】216kmのスプリントステージをキッテルが制す!フルームはマイヨ・ジョーヌをキープ

ツール・ド・フランス by J SPORTS 編集部
  • Line

写真:逃げ続ける3名の選手、先頭は敢闘賞のラエンゲン

ヴズールを出発して216km先のトロワを目指す長距離移動平坦ステージ、強風や雷などの予報もあったが最後まで崩れることなく穏やかな天候だった。ゼロキロファーストアタックで飛び出したのはヴェガールステイク・ラエンゲン(UAEチームエミレーツ)、ペーリ・ケムヌール(ディレクトエネルジー)、フレデリック・バカールト(ワンティ・グループゴペール)の3選手ですんなり容認された。

メイン集団とのタイム差は3~4分でスプリンターを抱えるチームが終始コントロール。4級山岳はケムヌール、中間スプリントポイントはバカールトが先頭通過。メイン集団はアルノー・デマール(エフデジ)、マイケル・マシューズ(チームサンウェブ)、アンドレ・グライペル(ロット・ソウダル)の順番で通過。途中、沿道からパラソルがメイン集団通過中に転がり込むというアクシンデントがあったが、落車などはなかった。

4級山岳ポイント手前でローラン・ピション(チームフォルテュネオ・オスカロ)が登りを利用してアタック、先頭グループへのジョイントを試みるも失敗に終わった。4級山岳ポイントはケムヌールが再び獲得。ラスト30kmまでくるとロット・ソウダルやチーム カチューシャ・アルペシン、エフデジなどのトレインが速度をあげ、逃げとの差を縮めていく。

ラスト5kmでタイム差は20秒、市街地の広い道幅を隊列を変えながら進んでいく。ゴールまであと3km地点で逃げの3選手を吸収、敢闘賞はラエンゲンが獲得した。エドヴァルド・ボアッソンハーゲンを運ぶディメンションデータのトレインが先頭でラスト2kmの90度カーブを曲がり、その背後にはマイヨ・ヴェール着用のデマール擁するエフデジのトレインが、ナセル・ブアニのコフィディス、ソリュシオンクレディやアレクサンドル・クリストフのチーム カチューシャ・アルペシンのトレインも続く。フラムルージュを抜け最後のラウンドアバウトを越えラスト200mでスプリンターたちが一斉に加速する。後方からマルセル・キッテル(クイックステップフロアーズ)が駆けあがりそのまま1着でゴール、本大会2勝目、通算11勝目をあげた。また、総合勢に変動はなかった。

「今日の勝利はチームのサポートのおかげ、誇りに思う。マイヨ・ヴェールのためにもステージ勝利と中間SPを狙っていきたい」(キッテル勝利後インタビュー)

第6ステージ結果

1 マルセル・キッテル(クイックステップフロアーズ/ドイツ)in 5h 05'34''
2 アルノー・デマール(エフデジ/フランス)at 00'00''
3 アンドレ・グライペル(ロット・ソウダル/ドイツ)at 00'00''
4 アレクサンドル・クリストフ(チーム カチューシャ・アルペシン/ノルウェー)at 00'00''
5 ナセル・ブアニ(コフィディス、ソリュシオンクレディ/フランス)at 00'00''
6 ディラン・フルーネウェーヘン(チーム ロットNL・ユンボ/オランダ)at 00'00''
7 マイケル・マシューズ(チームサンウェブ/オーストラリア)at 00'00''
8 ダニエル・マクレイ(チームフォルテュネオ・オスカロ/イギリス)at 00'00''
9 リュトガー・ゼーリッヒ(ボーラ・ハンスグローエ/ドイツ)at 00'00''
10 ジョン・デゲンコルブ(トレック・セガフレード/ドイツ)at 00'00''
・・・
131 新城 幸也(バーレーン・メリダ/日本)at 00'52''

個人総合順位

1 クリス・フルーム(チーム スカイ/イギリス)in 23h 44'33''
2 ゲラント・トーマス(チーム スカイ/イギリス)at 00'12''
3 ファビオ・アル(アスタナ プロチーム/イタリア)at 00'14''
4 ダニエル・マーティン(クイックステップフロアーズ/アイルランド)at 00'25''
5 リッチー・ポート(ビーエムシー レーシングチーム/オーストラリア)at 00'39''
6 サイモン・イェーツ(オリカ・スコット/イギリス)at 00'43''
7 ロメン・バルデ(アージェードゥゼール・ラ・モンディアル/フランス)at 00'47''
8 アルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード/スペイン)at 00'52''
9 ナイロ・キンタナ(モヴィスター チーム/コロンビア)at 00'54''
10 ラファル・マイカ(ボーラ・ハンスグローエ/ポーランド)at 01'01''
・・・
11 リゴベルト・ウラン(キャノンデール・ドラパック プロフェッショナル サイクリングチーム/コロンビア)at 01'01''
12 ピエール・ラトゥール(アージェードゥゼール・ラ・モンディアル/フランス)at 01'07''
13 ルイ・メインチェス(UAEチームエミレーツ/南アフリカ)at 01'24''
105 新城 幸也(バーレーン・メリダ/日本)at 14'56''

ポイント賞

1 アルノー・デマール(エフデジ/フランス)170 pts
2 マルセル・キッテル(クイックステップフロアーズ/ドイツ)143 pts
3 マイケル・マシューズ(チームサンウェブ/オーストラリア)96 pts

山岳賞

1 ファビオ・アル(アスタナ プロチーム/イタリア)10 pts
2 ダニエル・マーティン(クイックステップフロアーズ/アイルランド)8 pts
3 クリス・フルーム(チーム スカイ/イギリス)6 pts

新人賞

1 サイモン・イェーツ(オリカ・スコット/イギリス)in 23h 45'16''
2 ピエール・ラトゥール(アージェードゥゼール・ラ・モンディアル/フランス)at 00'24''

チーム総合順位

1 チーム スカイ(イギリス)in 71h 14'41''
2 ビーエムシー レーシングチーム(アメリカ)at 01'59''
3 アージェードゥゼール・ラ・モンディアル(フランス)at 03'21''

敢闘賞

65 ヴェガールステイク・ラエンゲン(UAEチームエミレーツ/ノルウェー)

第6ステージのリタイア

なし

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!

サイクル ロードレースの放送・配信ページへ