ペナルティーを受けたナセル・ブアニの挽回に期待

フランス人スプリンターであるナセル ブアニ（コフィディス、ソリュシオンクレディ）は、未だ本年度のツールで表彰台を経験していないが、11日（火）に行われた第10ステージでは、ペナルティーを与えられてしまった。

UCI（国際自転車競技連合）はブアニに合計1分間のペナルィーを与え、また200スイスフラン（CHF）の罰金を課した。ベルジュラック迄の本ステージにおいて、ブアニはレース途中に右手をハンドルから離し、クイックステップフロアーズのファビオ・サバティーニに向け大きくその手を振り出すという物議を醸す行動に出た。これは最終スプリントの最終コーナー直前に起きた。

ステージ優勝をマルセル・キッテル（クイックステップアローズ）が果たす中、ブアニは6位に入るのが精一杯だった。

過去にも精神的に強い面を見せているブアニにとっては、今回のステージでペナルティーを科せられたことで、彼自身が自信を失ったり、困惑したりすることは無いだろうが、このペナルティーを受けた後に彼がどの様な走りを見せるかに注目が集まる。

引用：http://www.velonews.com/2017/07/tour-de-france/bouhanni-handed-slight-penalty-for-smacking-quick-step-rider_443469

翻訳協力者：坂田裕希/家徳悠介

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