人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サイクル ロードレース コラム 2018年1月9日

【ツアー・ダウンアンダー プレビュー】栄えある第20回記念大会の総合チャンピオンに輝くのは!?

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
  • Line

第1ステージのフィニッシュ地は3年連続の登場で、過去2年はイーウェンが鮮やかにさらいとっている。ついでに言うと第3ステージのフィニッシュ地も去年はイーウェンが制したし、最終第6ステージの「伝統の」アデレード周回コースも過去2年イーウェンが独占している。ただ、忘れてはならないのは、グライペルが過去3年間お休みしていたこと。ドイツの大ベテランスプリンターだって第3ステージのフィニッシュ地を2回、最終日に関してはなんと4回ももぎ取っているのだ。

ところでスプリントだからといって、総合争いにまったく関係ないわけではない。今大会に関しては、その逆だ。なにしろ会期はたった6日間しかない。ちょっとした分断でタイムを数秒失うのは文字通り命取りとなる。しかもフィニッシュにはボーナスタイムも配分される。2015年2秒差、2014年1秒差、2012年に至っては0秒差……と近年の総合争いがとてつもない僅差で決して来たことを考えると、ヒルクライマーたちも本気でもがかねばなるまい。

もちろん総合優勝の本番は、第4、第5ステージに集約される。4日目には128.2kmという短距離ステージの最終盤に、大会初登場、ノートン・サミットへ向けての登坂が組み込まれた。公式データによると登坂距離5.8km、平均5%。ただしフィニッシュ手前8.2kmで山頂ポイントを通過した後も、しばらく登りは続く。

クライマックスは5日目のウィランガ・ヒル登坂(1.3km、7.5%)✕2。果たしてポートが驚異の5連覇を成し遂げてしまうのだろうか。それとも新たな刺客が現れるか。そして、この山の頂でオークル色の総合ジャージを来ていた者こそが、栄えある第20回記念大会の総合チャンピオンに輝くのだ。

================================
■ツアー・ダウンアンダー
1月14日 (日) 午後05:45~ 生中継&LIVE配信

宮本あさか

宮本 あさか

みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!

サイクル ロードレースの放送・配信ページへ