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激しいバトルに疲れ、5kmを残してブランビッラとデーヴェニィンスは脱落した。残り1.5kmで、極細の田舎道へと突入すると、ついにはフォルモロも力尽きた。ファンバーレは一旦は千切れかけるも、曲がりくねった道を猛スピードで追い上げると、残り500mでまんまとライバルたちを捕らえた。
「道があまりに蛇行していて、フィニッシュラインがどこにあるのかまったく見えなかった。だから距離表示パネルを目安にスプリントを撃つしかなかった。それにファンバーレがどれだけ速いのかも知らなかったし。ただ、最初にスプリントを打った人間が勝つ、って信じて長いスプリントを仕掛けた」(ジェニエ)
そして300mの表示板の手前で、ジェニエは思いっきり加速を切ると、そのままフィニッシュラインを先頭で越えた。ファンバーレがぎりぎりで並びかけたが、左肘を張り出して、極めて巧みに追い越しを阻止した。シーズン初戦から2レース連続で勝ち取って以来、実に7ヶ月ぶりの勝利だった。ブエルタでは自身3度目の区間勝利。1つ目が難関山頂フィニッシュでの独走、2つ目が激坂フィニッシュでのやはり独走だったから、「平坦」での小集団スプリント勝利は初めての経験だった。
フランス人が3勝目と大暴れした背後で、フランスチーム所属のスペイン人、エラダは2分32秒差で走り終えた。さすがに最終30kmほどはミッチェルトンに加え、モヴィスターも集団牽引を引き受けたが、大した効果のないままメイン集団は11分39秒遅れで1日を終えた。すなわちサイモン・イェーツは9分07秒を失い、エラダに赤い衣が引き継がれた。
「フィニッシュラインを越えた瞬間、大きな感動に包まれた。本当に嬉しい。国内チャンピオンジャージなら手に入れたことがあるけど、あれは一旦取れば、1年間着ることができる。でもこの赤いジャージは、もう1日着るためには、明日も全力を尽くさなきゃならないい。きっと厳しいだろう。それでも、できる限り長く、守っていきたい」(エラダ)
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