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【Cycle*2024 フレーシュ・ワロンヌ:プレビュー】唯一絶対の勝負地「ユイの壁」を4回、誰が真っ先に上り詰めるのか
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安全圏内の最終3kmに入ると、ようやくスプリンターチームに主導権が戻された。ただし長い列車を組めるようなチームなどもはや存在せず、ラスト2kmでは総合エース級のステフェン・クライスヴァイクが、ダニー・ファンポッペルのために猛烈な牽引を見せる場面さえあった。「スプリントの直前、僕の側にはもはやミケル・モルコフしか残っていなかった」と、後の勝者となるヴィヴィアーニも、専属発射台ファビオ・サバティーニ抜きで最終ストレートへと飛び込んだ。
「でも僕ら2人はしっかり前方ポジションに留まった。そしてモルコフが残り300mで脇にそれると、後は僕がスプリントを切るだけで良かった」(ヴィヴィアーニ)
ジャコモ・ニッツォーロやサガンの追い上げをかわし、緑白赤のイタリアチャンピオンジャージが拳を天に突き上げた。2012年大会以来2度目のブエルタ挑戦で、初めての区間勝利をもぎ取った。また2018年だけでスプリント15勝目(+総合1勝)を叩き出し、所属チームのクイックステップにはシーズン58勝目を献上した。
「どうしても勝ちたかった。大会の早い段階で1つ勝っておくのは、すごく重要なことだから。非常に制御の難しいステージだったし、誰も僕らに協力してくれなかったけれど、でも僕らどうしても勝ちが欲しかったんだ。こうして最高のシーズンをさらに続行できて、本当に満足だ」(ヴィヴィアーニ)
クヴィアトコウスキーは特に問題なく先頭集団で1日を終えた。総合首位の赤いジャージはもちろん、ポイント賞の緑のジャージも複合賞の白いジャージも難なく守った。
宮本 あさか
みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。
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