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ちなみに2日目のエスケープ仲間のピエール・ローランとエクトル・サエスとも、マテは前方集団で再会を果たす。6人の逃げ集団は、メイン集団から最大4分半ほどのリードを許された。
そのメイン集団では、クイックステップが、絶妙なさじ加減でコントロールを行った。2つの山岳では……特に登坂距離20kmを超える1級マドロニョ峠では、ヴィヴィアーニが脱落してしまわぬよう、適度なスローペースを刻んだ。2つの山を越えてからは、逃げの6人の逃げ切りを許してしまわぬよう、距離をじりじりと1分半程度にまで縮めた。その後も細かい起伏は執拗に繰り返されたが、青い隊列は、自陣のスプリントエースを完璧な形で保護し続けた。
表向きは静かな時間が流れた。残り60kmを切るとボーラ・ハンスグローエもようやく追走に協力を始めた。それをきっかけにローランが前方から早めの退却を決意するも、いまだ時速30km台でゆっくりとレースは進行していた。
残り45km、突如として戦いは動き始めた。ロット・ソウダルのヴィクター・カンペナールツとイェーレ ・ワライスが、タンデムアタックを仕掛けたのだ。すかさずルーカス・ペストルベルガーが後輪に飛び乗り、アレクシ―・グジャールも後を追った。いずれ劣らぬ驚異的な独走力を誇る4人は、あっという間に前を行く5人に合流を果たした。9人に膨らんだ前方集団では、ロットの2人とAg2rの2人が、惜しみなく加速に力を注いだ。
中でも欧州個人タイムトライアルチャンピオンのカンペナールツは、厳しい上りを全力でもがき、下りはトップスピードで果敢に攻めた。第1ステージを7秒差の3位で落とし、大会前に掲げていた目標「区間勝利と総合リーダージャージの同時獲得」は逃したが、第2ステージ終了時点ではいまだミカル・クヴィアトコウスキーから総合でわずか44秒遅れでしかなく……おかげで一時は暫定マイヨ・ロホの座にさえ立った!
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