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サイクル ロードレース コラム 2018年8月26日

ブエルタ・ア・エスパーニャ2018 第1ステージ レースレポート

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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ヴィンチェンツォ・ニバリ

ヴィンチェンツォ・ニバリもまた、ツールを胸椎骨折で去った。8月11日に練習再開宣言を出し、その直後にブエルタ出場も発表したが、「あくまで狙いは世界選手権へ向けて調子を上げること」だと繰り返してきた。幸か不幸か、昨大会総合覇者フルームの欠場のせいで、総合2位だったニバリにゼッケン1番が与えられた。自ずと開幕TTの最終走者の席も回ってきた。結果は10分19秒。自分の3分前に走った区間覇者よりも、40秒遅いタイムでフィニッシュした。

たしかにデニスからは、ポートもニバリも、決して小さくないタイムを失った。ただニバリが「最終的な総合優勝候補たちと肩を並べるタイム」(チーム公式リリースより)とコメントしたように、肝心の総合ライバルに対する損失は嘆くほど大きくはない。

総合勢の中で最も好タイムを記録したのが、区間10位のウィルコ・ケルデルマン。昨ブエルタで4位に食い込んだ27歳は、デニスからは22秒遅れで初日を終えた。さらにアレハンドロ・バルベルデが24秒遅れ、バウケ・モレマが27秒遅れと続く。

総合優勝「大本命」たちの中では、サイモン・イェーツの29秒差れがトップ。ナイロ・キンタナとイルヌール・ザカリンが30秒差、ミゲル・アンヘル・ロペスは35秒差、ファビオ・アルが39秒差、ティボ・ピノーが40秒差。やはりツールを負傷リタイアしたリゴベルト・ウランは45秒差で終えた。つまりニバリとサイモンの差はわずか11秒でしかない。総合候補の中では最も遅い51秒差というタイムを記録したポートの実質的な遅れも、30秒以内に留まる。

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