人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サイクル ロードレース コラム 2018年7月29日

ツール・ド・フランス2018 第20ステージ レースレポート

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
  • Line

「クレイジーな結果だよ。信じられない。フィニッシュラインを越えた瞬間は、フルームが僕を1秒リードしていると思い込んでしまったんだ。でもリードしていたのは僕だった。すごい気分だよ」(デュムラン、TVインタビューより)

現役の個人タイムトライアル世界チャンピオンは、フルームに比べて静かなスタートを切った。5月にピンク色のジャージを巡って激しく競い合ったライバルからは、1つ目の計測地点では3秒、2つ目の計測地点では2秒のビハインドを背負っていた。しかしプロトン屈指のTTスペシャリストは最後の9kmでも決してペース衰えることなく、フルームを追い上げ、そしてぎりぎりで追い越した。

2017年ジロ総合覇者にして、2018年ジロ総合2位のデュムランにとって、ツールでは自身3つ目の区間勝利。グランツールにおける個人タイムトライアル勝利は、実に6つ目に上る。

「昨日までの時点ですでに僕とチームのツールは成功していたんだ。でも総合2位で終えられた上に、最後にステージ優勝まで手に入れられるなんてね!この総合2位という結果には満足している。あれほど厳しかったジロのあと、ここツールで再び表彰台に上れるなんてすごい快挙だと思う。がっかりなんてしていない」(デュムラン、公式記者会見より)

フルームと同じく2018年ジロ→ツールを連戦し、しかもいずれの大会でも総合2位という結果を残したことに対し、デュムランは心から満足の表情を浮かべる。トーマスとの総合タイム差の大部分は、第6ステージのミュール・ド・ブルターニュでのパンクによる遅れ(50秒)と、その後の追い上げで違反を取られた20秒のペナルティ。またトーマスが33秒のボーナスタイムをかき集めたのに対して、デュムランが収集したのは12秒。これだけでも21秒の違いが生まれている。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!

サイクル ロードレースの放送・配信ページへ