人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
「まだ終わってはいない。ツールはパリで終わるんだ。山岳ジャージのために戦えたこと、守り切れるだけの脚があったことに、本当に満足している。トゥルマレを先頭で越えた瞬間は、すごくスペシャルだった。きっと一生忘れないだろう」(アラフィリップ、ミックスゾーンインタビューより)
しかもアラフィリップは、その後はユンゲルスのために熱心に働いた。「同じ日に自分のジャージ決定と親友の区間勝利が重なれば、これほど嬉しいことはない……」と考えたから。次の2級ボルデール峠の麓まで精力的に先頭を引き、そこでようやく仕事を終えた。
このユンゲルスの存在が、どうやらメイン集団内の一部チームの気に障った。総合13位のルクセンブルク選手を逃がすまいと、特に総合12位イルヌール・ザカリン擁するチームカチューシャ・アルペシンが追走に着手した。一時は4分ほどついたタイム差も、少しずつ縮まっていく。
そしてトゥルマレの、山頂まで約10km手前で、ザカリンがアタックに転じた。総合7位ミケル・ランダはすぐに反応し、直後には8位ロマン・バルデも賭けに乗った。さらに遅れてラファル・マイカも追いついてくると、4人は先を急いだ。あらかじめ逃げていた2人のモビスターアシスト役も、1人ずつ牽引役に馳せ参じた。下りで逃げ集団に合流すると、続く2級ボルデール峠へと、マイヨ・ジョーヌ集団に3分半近いリードをつけて上り始めた。
総合順位の最も高いランダが暫定2位に、バルデが暫定3位に浮上したことで、慌てたのがチームロットNL・ユンボだ。チームスカイのあくまで淡々とした姿勢にしびれを切らし、猛烈な牽引を始めた。総合4位ログリッチェの立場を守るため、特にベテランのロベルト・ヘーシンクが前を引っ張った。約10kmにも渡る必死の努力の甲斐あり、ついにフィニッシュまで45kmを残して、ランダを暫定5位にまで引きずりおろした。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
4月21日 午後7:30〜
-
4月17日 午後7:45〜
-
Cycle*2024 リエージュ~バストーニュ~リエージュ ファム
4月21日 午後11:55〜
-
4月7日 午後6:05〜
-
Cycle*2024 ラ・フレーシュ・ワロンヌ フェミニーヌ
4月17日 午後11:55〜
-
Cycle*2024 月チャリ~#jspocycle NEWS~ (04/22)
4月22日 午後7:00〜
-
3月31日 午後4:55〜
-
J SPORTSオンラインショップ インフォメーション #1
4月19日 午後5:30〜
J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!