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【Cycle*2024 フレーシュ・ワロンヌ:プレビュー】唯一絶対の勝負地「ユイの壁」を4回、誰が真っ先に上り詰めるのか
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中間ポイントの存在は幸いだった。フェルナンド・ガビリア、ペーター・サガン、アレクサンドル・クリストフが、熾烈なスプリントを繰り広げてくれたから。また今大会初導入のボーナスポイントでも、「(第9ステージフィニッシュ地の)ルーベまで黄色でたどり着きたい」(公式記者会見より)と熱望するグレッグ・ヴァンアーヴェルマートが、マイヨ・ジョーヌ姿で先頭通過=3秒を獲りに行った。
走行距離が200kmを超えると、ようやくレース全体に緊迫感が漂ってきた。残り15kmを切ると、いよいよスプリントチームから総合チームまでが、前方でこぞって隊列を組み上げた。道幅の広い長い直線でスピードは急速に上がり、170人のプロトンは大集団スプリントフィニッシュへと突進していった。
今大会スプリント2勝クイックステップフロアーズの好きにはもはやこれ以上はさせまいと、多くのチームが積極的に動いた。序盤に10人の逃げを潰したロットNLもまた、スプリントエースのために、改めて見事な連携力を発揮した。
「フィニッシュ手前2kmで、僕に向かって叫ぶ声が聞こえた。『右側から上がれ!』って。そしてチームメートたちが僕を引っ張ってくれたんだ。カオスなスプリントだったけど、おかげで僕は常に好ポジションをキープできた」(フルーネウェーフェン、公式記者会見より)
残り600mでクイックステップ列車が最前列へと競り上がった後は、ティモ・ローセンが「正しい位置」へと連れて行ってくれた。それがアレクサンドル・クリストフの後輪だった。ちなみに、このラスト600mは、平均勾配4%の上り坂。クイックステップ発射台が力強くフェルナンド・ガビリアを引っ張り上げ、そしラスト250mで前方へと解き放った。ほぼ同時にアレクサンドル・クリストフも加速を始めた。
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