人気ランキング
-
サイクル ロードレース コラム
【Cycle*2024 フレーシュ・ワロンヌ:プレビュー】唯一絶対の勝負地「ユイの壁」を4回、誰が真っ先に上り詰めるのか
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
「強い向かい風が吹いていたから、スピードがそれほど上がらず、僕にとってはむしろありがたかった。とりあえずトライはした。最大限も尽くした」(サガン、ミックスゾーンインタビューより)
すぐに反応したのがジュリアン・アラフィリップだ。この春のフレーシュ・ワロンヌでミュール・ド・ユイを制したアルデンヌクラシック派は、しかしミュール・ド・ブルターニュには苦しんだ。
「僕にとってはちょっと上り距離が長すぎたみたい。登り前半は上手くいったけど、上に行くにつれて足が動かなくなった。あれ以上の走りはできなかった」(アラフィリップ、フィニッシュエリアインタビューより)
黄色ヴァンアーヴェルマートのチームメートであり、総合優勝候補のリッチー・ポートもまた、自ら加速を試みた。
「坂道で一旦先頭に立てたのは良かったけど、正直に言うと、この種の激坂を勝てるような『パンチ』が僕にはない。まあ黄色を守れたし、僕自身もライバルの一部から数秒稼げただけで満足だよ」(ポート、フィニッシュエリアインタビューより)
ポートが加速した直後だった。マーティンが力強いカウンターアタックを打つ。勾配9%を超えるゾーンで、しかも、何度か畳みかけるように加速すると、ついにあらゆるライバルたちを振り払った。フィニッシュまで残り1.2Km。マーティンが独走を始めた。
「チャンスを感じたんだ。ちょっと早すぎるかな、とも考えた。でもためらっていたら機を逃してしまうだろう?いずれにせよ、僕には、失うものなんて何もなかったんだ。たとえ追いつかれても、これだけ向かい風が強ければ、誰かの後輪に張り付けるだろうと思ったしね」(マーティン、公式記者会見より)
あわせて読みたい
-
サイクル ロードレース コラム
【Cycle*2024 フレーシュ・ワロンヌ:プレビュー】唯一絶対の勝負地「ユイの壁」を4回、誰が真っ先に上り詰めるのか
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
4月17日 午後7:45〜
-
4月7日 午後6:05〜
-
3月31日 午後4:55〜
-
Cycle*2024 ラ・フレーシュ・ワロンヌ フェミニーヌ
4月17日 午後11:55〜
-
4月6日 午後10:15〜
-
3月16日 午後9:30〜
-
Cycle*2024 ボルタ・ア・カタルーニャ 第6ステージ
3月23日 午後10:30〜
-
4月1日 午後7:00〜
J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!