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サイクル ロードレース コラム 2018年7月13日

ツール・ド・フランス2018 第6ステージ レースレポート

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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「強い向かい風が吹いていたから、スピードがそれほど上がらず、僕にとってはむしろありがたかった。とりあえずトライはした。最大限も尽くした」(サガン、ミックスゾーンインタビューより)

すぐに反応したのがジュリアン・アラフィリップだ。この春のフレーシュ・ワロンヌでミュール・ド・ユイを制したアルデンヌクラシック派は、しかしミュール・ド・ブルターニュには苦しんだ。

「僕にとってはちょっと上り距離が長すぎたみたい。登り前半は上手くいったけど、上に行くにつれて足が動かなくなった。あれ以上の走りはできなかった」(アラフィリップ、フィニッシュエリアインタビューより)

黄色ヴァンアーヴェルマートのチームメートであり、総合優勝候補のリッチー・ポートもまた、自ら加速を試みた。

「坂道で一旦先頭に立てたのは良かったけど、正直に言うと、この種の激坂を勝てるような『パンチ』が僕にはない。まあ黄色を守れたし、僕自身もライバルの一部から数秒稼げただけで満足だよ」(ポート、フィニッシュエリアインタビューより)

ポートが加速した直後だった。マーティンが力強いカウンターアタックを打つ。勾配9%を超えるゾーンで、しかも、何度か畳みかけるように加速すると、ついにあらゆるライバルたちを振り払った。フィニッシュまで残り1.2Km。マーティンが独走を始めた。

「チャンスを感じたんだ。ちょっと早すぎるかな、とも考えた。でもためらっていたら機を逃してしまうだろう?いずれにせよ、僕には、失うものなんて何もなかったんだ。たとえ追いつかれても、これだけ向かい風が強ければ、誰かの後輪に張り付けるだろうと思ったしね」(マーティン、公式記者会見より)

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