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【Cycle*2024 フレーシュ・ワロンヌ:プレビュー】唯一絶対の勝負地「ユイの壁」を4回、誰が真っ先に上り詰めるのか
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一方で今ジロ総合2位トム・デュムラン(総合11秒差)と昨大会総合2位リゴベルト・ウラン(35秒差)は、3人に対していまだ十分なリードを保っている。なによりフルームのチームメートであるゲラント・トーマスが、首位から3秒差の総合3位と「総合勢」の中では最も好位置につける。
「チームはいい走りができたと思うよ。でもちょっとがっかりしてる。だって持てる力を全て出し尽くした、という感覚がないから。もっと上手くやれたはずだった。マイヨ・ジョーヌのことは一切考えなかった。ただ区間勝利だけに集中した」(トーマス、フィニッシュエリアインタビューより)
ただしフルーム自身がフィニッシュ直後に認めたように、チームスカイは「ステージ優勝+トーマスのマイヨ・ジョーヌ+フルームの遅れ回収」を目標に走った(結果的には区間も総合も逃してしまったが)。6月のクリテリウム・デュ・ドフィネ総合覇者は、すでにチーム内では第2エースの立場を確立している。第1ステージでは、かつてのトーマスを悩み苦しませたような、落車した「フルームを待つように」という命令も下されなかった。フルームに対して52秒リードを有するトーマスが、この先の総合戦線で、どのような作用を果たすだろうか。
ダブルリーダー、ならぬトリプルリーダーのモビスターは、このTTTを53秒遅れで終了した。序盤2日間を無傷で乗り越えたミケル・ランダとアレハンドロ・バルベルデが総合53秒遅れにつけ(つまりポートとフルームの間)、初日にパンクで1分15秒を失ったナイロ・キンタナは2分08秒……いわゆるフルームから1分13秒もの遅れを喫している。もちろん2018年ツール・ド・フランスは、いまだ3日目が終わったに過ぎない。
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宮本 あさか
みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。
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