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【ジロ・デ・イタリア レビュー】誰がこのドラマを予想できたか!?フルームが史上3人目の快挙達成!
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか最終山岳ステージまでドラマは終わらなかった。イェーツが大きく崩れ、開幕前には優勝候補として期待されたいたファビオ・アルが体調不良でリタイアした翌日は、総合3位に浮上したばかりのティボ・ピノが急下降するだった。フィニッシュまで40kmを残し、突然走れなくなった。苦しみながらも45分遅れの最終グルペットで走り終えたが、ステージ後に肺炎との診断が下った。最終日1日を残して大会を離れた。
ただペダルでの争いは、最後まで白熱するも、均衡は崩れなかった。新人賞だけでなく、表彰台の3番目の位置を争うことになったロペスとカラパスは、これまでの足の引っ張り合いから一転、猛烈なアタック合戦を繰り広げた。総合2の座は変わらなかったが、ただ蹴落とすべき対象が変わったデュムランも、幾度となくアタックを仕掛けた。しかしジャージ保守にはすっかり慣れているフルームは、ひたすら冷静にコントロールを続けるだけでよかった。総合3位ロペスと総合4位カラパスの47秒差は最後まで変わらず、フルームは総合2位デュムランに対するリードをほんの6秒広げ、46秒差で戦いを終えた。
3週間の過酷な戦いを生き延びた選手たちは、最終日ローマで楽しいひと時を過ごした。観光地のど真ん中に引かれた周回コースでは、歴史的建造物の間をすり抜け、悠久の時の流れを感じさせる石畳の上を走り……。あまりに贅沢な要素を詰め込みすぎたせいで、選手たちの要請でニュートラル化されてしまったのだけど。おかげでスプリンターたちが必死に列車を走らせ、サム・ベネットがマリア・チクラミーノのエリア・ヴィヴィアーニを退け区間3勝目をもぎ取った背後で、フルームはチームメートとゆっくり優勝の喜びに浸ることができた。
こうしてフルームはツール総合4勝、ブエルタ総合1勝に続いて、史上7人目・現役2人目となる3大ツール制覇を成し遂げた。さらに2017年ツール→2017年ブエルタ→2018年ジロと3つの連続するグランツールを勝ち取ったのは、1970年代のエディ・メルクス、1980年代のベルナール・イノーに次ぐ史上3人目の快挙!
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