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サイクル ロードレース コラム 2018年5月25日

【ハンマーシリーズ プレビュー】2年目を迎えた革新的ロードレース!ノルウェー・スタヴァンゲルとオランダ・リンブルフで2週連続開催!

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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クライム・スプリントでは、距離が短いうえに強度も最初から高く、またゴールだけを取ればいいというわけでもない。普段とは全く異なるスタイルのレースで、普段われわれが見慣れているスター選手とは違った顔ぶれが、上位で活躍する可能性もある。

クライムはいわゆるアルデンヌクラシックを得意とするような選手が強いだろう。スプリントも一発ゴールを狙う純粋スプリンターより、逃げを作ってその中でスプリント力もある選手が、得点を稼ぎやすいと思われる。

そしてチェイス。第1回大会では途中から複数のチームがサイド・バイ・サイド、あるいは完全に混ざってしまっての走りもみられた。ゴール前のチームスカイとサンウェブが入り乱れてスプリントと、紙一重でのスカイの勝利は、見応えはあったものの、現状追認的にオーケーとされた感もあった。実際のところ、あれはやはりよろしくなかったようで、各チームをしっかり分けるレースコントロールが試みられる。

各チームは前後25m以上の間隔か、左右2m以上の間隔が本来求められており、一定以上の違反状態が認められた際は、イエローフラッグが振られる。違反チームは間隔を正しく確保しなければならないと同時に、30秒間の追い越し禁止となる。再度の違反ではオレンジフラッグが振られ、2分間の追い越し禁止に。そして3度目の違反はレッドフラッグで、チームはレース失格を言い渡される。

ハンマーシリーズのレース形式はまだ実験的な部分が多く、今年の新ルールのもとでもレースがどうなるかは、相変わらず「やってみないと分からない」状態だ。何はともあれ、ロードレースが新たな1ページを開く試みを、われわれは目撃できるというわけだ。

誰が活躍するか分からない、とはいえ、スター選手の出場はレースを華やかにする。各大会の出場予定選手をチェックしてみよう。

まずはスタヴァンゲル大会には、ワールドチームが10、プロコンチネンタルチームが4の、計14チームが出場する。UAEチーム・エミレーツのアレクサンドル・クリストフ、クイックステップフロアーズのニキ・テルプストラあたりがビッグネームか。

日本人選手は、トレック・セガフレードの別府史之がハンマーシリーズ初参戦。またNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニから小林海が、昨年に続いての出場となる。ともに前方で逃げを作るなどの活躍を期待したい。

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