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【ジロ・デ・イタリア:レビュー(第4~9ステージ)】サイモン・イェーツが生まれて初めてピンク色のジャージを身にまとった!昨大会王者のトム・デュムランは総合3位で前半9日間終了
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか飛び出しながら後ろを入念に確認するのも忘れなかった。誰1人として前に連れて行くつもりはなかったはずだ。そしてライバルたちが追ってこれないと知るや、猛スピードで先を行くチームメートのもとへと駆けつけた。もちろん1日中逃げ続けたチャベスに、区間勝利の栄光は快く譲った。代わりにイェーツ本人は、人生初めてのマリア・ローザをつかみ取った。
開幕前に優勝大本命に挙げられていたフルームとは別の「もう1人の英国人」が、大多数のライバルをペダルで26秒突き放した翌日は、アイルランド人サム・ベネットが待望のステージ初制覇を成し遂げた。イスラエルの平地2区間で圧倒的な強さを示したエリア・ヴィヴィアーニは、ライン手前で減速。それでもポイント賞マリア・チクラミーノ争いでは変わらず首位を突き進む。
ジロは今年もサディスティックなほどに過酷だ。この週はスプリンターにチャンスをわずか1日与えただけで、週末には再びプロトンを山へと投げ入れた。しかも第8、第9ステージは2日連続山頂フィニッシュであるのに加えて、2日連続で200kmを超える長距離ステージだった。
そのせいか2連戦の初日は、誰もが用心深くレースを運んだ。ステージ終盤に大粒の雨が降り出すと、ますます慎重になった。冷えた体で無駄に体力を消耗してしまわぬよう、濡れた路面に車輪を取られて落車してしまわぬよう……。そんな計算など、24歳の若者には似つかわしくなかった。新人賞マリア・ビアンカを着込むリチャル・カラパスは、残り2kmで力強く飛び出した。エトナ火山で有力勢たちと共にトップ集団で1日を終え、周囲を驚愕させた「無名の」エクアドル選手は、そのままエクアドルに史上初めてのグランツール区間勝利をもたらした。
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