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サイクル ロードレース コラム 2018年5月8日

【ジロ・デ・イタリア:レビュー(第1~3ステージ)】昨大会覇者デュムランか?それとも歴史的偉業に挑むクリス・フルームか?「第3の男」たちからも目が離せない

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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逃げを飲み込んでも、BMC隊列の威力は衰えなかった。ハイスピードの行軍は、第2中間ポイントまで続いた。ポイントが欲しいヴィヴィアーニも、一応はスプリントの構えを見せたが、発射台の後輪から飛び出したデニスがまんまと先頭通過に成功する。目論見通りにボーナスタイム3秒を手に入れると、1秒リードで総合首位の座を射止めた。2015年ツール、2017年ブエルタでそれぞれ1日ずつリーダージャージを経験してきたデニスが、この日のステージ後には、3大ツール全リーダージャージコレクションを完成させた。

区間2勝のエリア・ヴィヴィアーニ

ステージを締めくくるスプリントは、本職のヴィヴィアーニがきっちり勝ちを手にした。スカイで過ごした3年間は、思い通りのスプリントが切れなかった。グランツールの総合争いに総力を注ぐ英国チームでは、十分な列車要員を持つことも、好きなグランツールに出ることも許されなかった。だからこそリオ五輪オムニアム金メダリストは新天地を求め、そして正しい選択を下した。3年ぶり2度目のジロ区間勝利を手に入れたヴィヴィアーニは、今季加入したクイックステップを「スプリントに関しては世界最高のチーム」と讃えた。さらには「今までの僕と今の僕との違いは、チームの違いが全て」とも語る。

伝統のシクラメン色のジャージをまとい、大会3日目もヴィヴィアーニが制した。229kmの長距離ステージは、第2ステージとは対象的に、ほとんど動きが見られなかった。0km地点で飛び出した3選手は、フィニッシュ手前6kmまで泳がされた。その最終6kmから始まるロータリー9連発を、またしてもクイックステップが見事なまでに攻略した。

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