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サイクル ロードレース コラム 2018年4月20日

【リエージュ~バストーニュ~リエージュ プレビュー】ユイ5連覇失敗の雪辱に燃えるバルベルデ、エディ・メルクスの大記録に肩を並べるか?

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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日曜日のリエージュでも、絶好調ニーバリが、きっとなにかを仕掛けてくれる。現役で唯一「3大ツール全制覇」を誇るグランツールライダーにして、2つのモニュメントタイトルを有するクラシックハンターは、プロ入り直後からラ・ドワイエンヌに並々ならぬ執念を燃やしてきた。忘れてはならないのは、2012年リエージュでも、大胆な独走を試みたこと。ラ・ロッシュ・オ・フォーコンでひとり飛び出し、ラスト約1kmまで逃げ続けた(最終的に2位)。つまり自身12回目の挑戦となる2018年大会だって、大胆で野心的な攻撃のチャンスを必ずや突いてくる。UCI会長が懸念するような、ステレオタイプのつまらないレースでなんか終わらせないはずだ。

フレッシュ・ワロンヌで巧みに動いたクイックステップからも、目を離してはならない。凍てつく2月末から、初夏の陽気に見舞われた4月半ばまで、今年のクラシック精鋭軍はとてつもない旋風を巻き起こし続けている。ツール・デ・フランドルを筆頭に、手にしたクラシック&セミクラシックタイトルは10個!いまやトレードマークとも言える固い団結力を武器に、この春最後のモニュメントでも戦術的な走りを披露するだろう。ついに「ユイの壁」のてっぺんで栄光をつかみ取ったジュリアン・アラフィリップと、2011年大会の覇者にして、ラ・ルドゥットの坂道にファンクラブが集結する地元っ子フィリップ・ジルベールという、優勝大本命2人を有する。

まさしく「遠くからアタックする」タイプのティム・ウェレンスと、本来の登坂力を取り戻しつつあることをフレッシュ3位で証明したイェーレ・ヴァネンデールを擁するロット・ソウダルも、この春の全てのクラシックで繰り返してきたように、積極的なレースを展開してくれるはずだ。フレシュではミハル・クフィアトコフスキーが飛び出し、セルジオ・エナオが最終盤の責任を負ったスカイは、2016年大会覇者ウァウト・プルスに大会初出場ゲラント・トーマスと強烈な布陣で臨む。このところ地上のあちこちで驚異的な数的有利を作り出すアスタナも、この春ワンデーでいまだ思い通りの結果を出せずにいるBMCも、最後の大一番に全てを賭けてくる。さらにはフレッシュで大いなる失望を味わったダニエル・マーティンの雪辱に燃える走りも、昨ジロ覇者トム・デュムランの強力な独走力も、2年連続ツール表彰台のロメン・バルデの熱っぽいアタックも..、期待できそうなポイントはまだまだ山ほどある。

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