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バスケット ボール コラム 2021年12月27日

【ハイライト動画あり】京都精華学園:土壇場で強気なプレーを見せた1年生の活躍によって決勝進出。桜花学園戦は惜敗したインターハイ準決勝の雪辱を晴らす機会

ウインターカップコラム by 青木 崇
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堀内 桜花

京都精華学園 17番 堀内桜花選手

一昨年に初のベスト4進出を果たした京都精華学園は、初の決勝進出に向けてティップオフからエンジン全開。1Q5分46秒に大阪薫英女学院が最初のタイムアウトを取ったときのスコアは15対2で、1年生で司令塔を務める堀内桜花のゲームメイクから、留学生のイゾジェ・ウチェがインサイドで得点を着実に奪っていく。

その後も1年生フォワードの八木悠香がドライブを決めれば、瀬川心暖も3Pショットで続くなど、28対12と完全に主導権を握った状態で1Qを終える。しかし、近畿大会で対戦するなどお互いをよく知るチーム同士の対戦だけに、試合がこのような展開のままで終わるとは想像しにくかった。京都精華学園の山本綱義コーチはこう語る。

「近畿のいろいろな試合で対戦させていただいていますので、ものすごくやりにくかったです。うちのチームもよく分析していただいていると思うんですが、本校もずいぶん分析はしたつもりですけど、やはり公式戦。こういう大きな舞台になると計算していた以上の力が相手も出てきますので、それにあたふたしました」

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3Q8分2秒に植村文音のショットでこの試合最大となる21点差をつけた京都精華学園だったが、ここから大阪薫英女学院のプレス・ディフェンスに苦しめられる。ターンオーバーの数が増えたことと、都野七海(30点)と熊谷のどか(26点)がスコアラーとして大阪薫英女学院を牽引したことが重なり、リードは徐々に減っていく。

3Q終了時に8点差、4Q残り1分57秒に都野が3Pプレーとなるフローターを決められたときには、81対75という逆転されてもおかしくない状況に追い込まれる。しかし、ここでチームを救ったのは、強気な姿勢を失わなかった1年生たちだった。

「今までやってきたことを信じてやれば絶対に勝てると思ってやっていました」という八木は、1分39秒にアグレッシブなドライブからフィニッシュ。「4Qとかもその点差を守るじゃなく、しっかり強気で行こうとチームとして言っていました。そういう部分では、自分がガードをしているから強気でやろうと思いました」と言う堀内は、残り45秒にオフェンシブ・リバウンドを奪ってからバスケット・カウントとなるレイアップを成功させて続いた。リードを9点に広げた京都精華学園は大阪薫英女学院の猛攻を振り切り、86対80で初の決勝進出。山本コーチは試合後、1年生2人の活躍をこのように振り返る。

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