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バスケット ボール コラム 2021年12月26日

【ハイライト動画あり】前橋育英:東山を倒した勢いで全力で挑み続けたが、フィジカルの強い留学生の前に力尽きる | ウインターカップ2021 レビュー

ウインターカップコラム by 青木 崇
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前橋育英の選手たち

前橋育英の選手たち

12月25日に行われた2回戦、前橋育英が東山に97対94で勝利したことには、多くの人たちが少なからず驚きを感じたかもしれない。しかし、加賀谷寿コーチが「東山に勝てると思っていました」と話すように、前橋育英のメンバーたちはメインコートで福岡第一と対戦することを目標に、質の高い練習の日々を過ごしてきた。

3回戦の相手は福島東稜。モーヌ・チソン・フランクリンという197cmのフィジカルが強い留学生のいるチームだが、前橋育英はキャプテンの久岡賢太郎を中心にした3年生の一体感で勝負に挑んだ。前半は選手とボールの動きが活発なオフェンスを展開し、2Q6分22秒に佐藤永遠の3Pショットで8点のリードを奪う。「今日はゲームの入り方がふわっと入った感じがありました。リードはしていたけど向こうのリズムかな」と振り返った加賀谷コーチは、プレーの質を懸念していた。また、センターで192cmの南征宏がファウルトラブルになったことも、留学生への対応でより難しさを増し、チーム全体が時間の経過とともに体力を奪われていってしまう。久岡はこう語る。

「留学生とやるのは元々わかっているので、小さいチームでもできるってことをやっていきたいと思っていましたけど、詰めが甘かったですね」

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ハーフタイムが40対40、3Q終了時のスコアが61対61と、前橋育英はなんとか粘り強く戦っていた。特に南と交代で出てきた飯塚和生は、178cmの身長ながらモーヌとのマッチアップで奮闘。15点、10リバウンドのダブルダブルを達成したものの、「前半は最低限抑えられたんですけど、後半から自分たちの疲れや留学生の高さにやられてしまった部分がありました。留学生につくと身体を張るので体力の消耗も激しいこともあって、3ピリと4ピリは疲れてしまった部分がありました」と、最後はガス欠に近い状態で力尽きたことを否定しなかった。

4Q残り6分のところまで69対69の同点だったが、モーヌにオフェンシブ・リバウンドを奪われての得点で勝ち越されると、3分52秒には3Pプレーを決められたとき、この試合で最大となる9点のリードを奪われてしまう。前橋育英はその後、野村のバスケット・カウントなどで必死に追いかけたものの、81対87のスコアで惜敗。福島東稜のモーヌは40点、20リバウンドのダブルダブルを記録し、前橋育英の前に大きく立ちはだかった。

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