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バスケット ボール コラム 2021年12月25日

【ハイライト動画あり】安城学園:3Pショットに火がついた小林の追撃を振り切ってのベスト8進出。京都精華学園戦は昨年の悔しい思いを晴らし、努力してきた成果を出す最高の舞台 | ウインターカップ2021 レビュー

ウインターカップコラム by 青木 崇
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安城学園 4番 近藤京

安城学園 4番 近藤京

試合開始早々に小林がゾーン・ディフェンスで対応してきたことは、安城学園にとって想定外だった。しかし、伊藤虹歩がいきなり2本連続で3Pショットを決めたことで勢いに乗ると、ディフェンスから速攻でフィニッシュするなど得点を重ねた安城学園は、ティップオフから5分半で20対2という最高の形で試合をスタートさせた。

小林は永野実紗季が前日の試合でアキレス腱断裂という大ケガに見舞われて欠場という状況に直面しながらも、上之原里香と八十川ゆずゆがドライブで得点機会をクリエイトする形で反撃を開始。2Qに入ると八十川、上之原の順で立て続けに決めたのをきっかけに5本の3Pショットを決め、安城学園が4分1秒でタイムアウトを取ったときに4点差まで詰め寄る。

しかし、安城学園は差が詰まるとすぐに引き離すなど、試合を通じて一度もリードを奪われることがなかった。4Q残り7分に上之原のドライブで71対70まで追撃されたが、次のオフェンスでキャプテンの近藤京がオフェンシブ・リバウンドから得点して3点差。その後も180cmの美口まつりが2本のショットを決めるなど、サイズの優位を生かしてリードを広げた安城学園が86対76で小林を振り切った。

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「序盤に相手がゾーンをしたので、3Pが入ったものですから、相手も勢いに飲まれたのかな。小林はものすごく一生懸命で、昨日も試合を見てルーズボールがラグビーのラックかと思うくらい、だれかが飛び込んでカバーして取りに行く。ルーズボールでいっぱい負けているなと思いました」とは、安城学園の金子寛治コーチ。

小林は上之原と八十川のワンツーパンチが非常に強力で、2人だけで56点を稼ぎ、3Pショットも12本の決めていた。最長身選手が170cmというチームだが、トータルで14本成功と3P攻勢とルーズボール争いの強さで、安城学園を脅かしたのは間違いなく、金子コーチも「一生懸命に頑張る素晴らしいチームでした。昨日の試合でうちの2年生のお姉さんがアキレス腱を切ってしまい、一人レギュラーがいない中で頑張ってきて、7番の子もケガしてながらも戻ってきました。すごいタフなチームでした」と称賛するしかなかった。

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