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バスケット ボール コラム 2021年10月22日

全文公開!Bリーガー独占インタビュー:パトリック・アウダ(横浜ビー・コルセアーズ #1)

B.LEAGUEコラム by 青木 崇
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Q シートン・ホール大に渡ったきっかけと理由、4年間NCAAでプレーしてよかったことはなんですか?
「高校時代、スペインのカナリア諸島にあるアカデミーに行きました。1年間在籍しましたが、NCAAやカレッジ・バスケットボールがどんなものかをまったくわかっていませんでした。チェコを含め、ヨーロッパではカレッジ・バスケットボールの人気がありません。スペインにいた時にコーチとジェネラル・マネジャーから、“アメリカの大学でスカラシップをもらってプレーできる。これは君のキャリアにとっていいスタートになる”と言われたので、“はい、行きます”と答えたのです。NCAAについていろいろ話してくれましたし、他にもいくつかの大学からオファーがありました。コーチは元々アメリカのカレッジで指導していたので、チームの特性やプレースタイルを知っていたので、学校選びの助けになってくれました。アメリカの高校生は入学を決める前、大半が大学を公式に訪問して、キャンパスやバスケットボール関連施設を見学するものです。私はそういったことを一切しませんでした。コーチが“ここが君の行くべき学校だ”と言ってきたので、私は“OK”と返事し、書類にサインをしたのです。
シートン・ホール大での4年間は、これまでの人生において最高の時間を過ごし、最高の経験をした言えます。(チェコという)小さな国からアメリカ、最高の都市と言われるニューヨークに近い場所にやってきて、いい人生経験になっただけでなく、バスケットボール選手としても成長する助けになりました。大学では選手個々へのプレッシャー、ヨーロッパと比較すると個別練習やワークアウトがたくさんある。ヨーロッパでは練習の大半がチームとして行われる。個々のレベルアップや練習方法など、アメリカに行ったことは選手としてのレベルアップや卒業後のプロキャリアの準備という点で役に立ったと思います」

パトリック・アウダ(横浜ビー・コルセアーズ #1)

Q NCAAでプレーしたいという日本の中高生に対して、留学した経験のあるアウダ選手がアドバイスするならばどんなことになりますか?
「状況次第で変わってきます。私のエージェントからは時々、“チェコに高校を卒業してアメリカの大学に行きたい子がいるんだけど、あなたの経験を話してもらえないか?”と言われたりします。例えば、すでにプロチームに所属する機会を得ている子がいて、プロと練習して学べる準備ができていれば、それは素晴らしいことでしょう。でも、みんながこのようなチャンスを得るわけではありません。先に大学に行くのも、それは素晴らしいことです。チェコからアメリカの大学に行きたいという子がたくさんいることを知っていますが、彼らはシステムやリーグを好きになれなれませんでした。とても素速くて、フィジカルだったのが理由です。チェコに戻ってプロとしてプレーし始めたのですが、それもOKだと思います。人によっては変化への対応が難しいこともわかります。でも、私は常に”トライすることで好きになり、そこから素晴らしい経験をするかもしれない。嫌ならば戻ればいい。失うものは特にないし、そこでの経験を生かせる”とみんなに言っています。アメリカで過ごした大学4年間は、私の人生において最高と言える経験の一つでした。それは、数多くのことを違った視点や世界で見ることを私に示すものでした。言語(英語)を学ぶことと学位を取得することができましたから、私にとってはポジティブなことばかりだと思えます。人々には常に”チャンスがあるならばやってみよう”と言っています。

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