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Q リーダーの一人として今まで伝えてきたことが浸透してきたことによって、チームはレベルアップしているという感触はありますか?
「もちろん来た当初よりは大分いいですけど、はっきり言うとまだまだだなというのは間違いのないところだと思います」
Q そう感じる部分とは?
「技術的なことや戦術的なところは僕もあまり賢くないのでわからないので、そこをどうこうというのは難しいです。そこはコーチ陣が求めてくるところだし、どれだけ僕らが表現できるかだと思う。そういったところよりはメンタル的にどういう気持で臨まなければいけないのか、時間帯を読んだうえでどうしなければいけないか、しんどい時間が続いてきた中でチームとして戦わなければいけない部分。こうやって口にすればすごく当たり前のことなんですけど、どうしてもコートに立つとそれが難しかったりとか、自分のフラストレーションで“ウワー”ってなっちゃう選手もいる中で、出ている5人だけじゃなくベンチのみんなもそれをわからなければいけない。
そこだけじゃないんですけど、気持ちだったり、どう戦っていく、自分たちのバスケットをちゃんと理解して何をやっていかなければいけないのか。そういうところに目を向けていけるようにやっていけたらなぁと思うんですけど、いろいろ技術というか、“スペース取って”とか、“そこは無理しないで展開したほうが流れはよかったんじゃない。今は時間帯的にあまり攻めず、そこで打つより今のは引っ張って捌いたほうがいい流れを作れたんじゃない”とか色々あるんですけど、そこよりも精神的に全員が一つになれるようにいうのがまず一つありますね」
Q やはり、メンタリティの部分がチャンピオンシップ進出を実現させるためのカギだと思いますか?
「そうですね。結局自分たちのいいバスケット、先ほどお話しした2つの試合。ああやって前からディフェンスをしていい流れ、もちろん点を取られることもありますけど、激しくやってというところはできるのにできない試合も出てくる。もちろん、いい時も悪い時もあるんですけど、試合なんでよくない時に何をしなければいけないのかというところだったり、ここのムラがあってもちょっとギリギリのライン(波が小さい意味のハンドジェスチャー)でその我慢ができない、その戦いができないと自分たちで首を絞めて終わりということが多いので、戦い切れないですよね。
どうしても力のあるチームだと自分たちの戦いができなかった時にここで耐えて、チャンスをモノにできるようにするためには、“今は我慢しなければいけないよ”とか、そういう我慢できなくなって、空中分解じゃないですけど“バーン!”ってなってしまうと40分、2日かけて80分いかに戦い切るかというのはすごく難しい部分。そこは今後上を目指していく時大事になっていくところだと思いますね。
それこそシーズン始まった(ばかりの)時、北海道に100点ゲームでボロボロにされているので、そういった試合も出てきたりしています。そういうのが出てしまうと難しいですよね。また原点に戻らなければいけなくなってしまう。また同じことの繰り返しは成長を妨げてしまう部分だと思うので、そこは気持ち、しっかり考えて感じて、自分たちがやらなければいけないこと、メンタル、気持ちのそこをセットしていかないといけない。体が反応できない、技術の問題ではないと思うし、そこを1個上げていかないと上乗せしてもまた逆戻りするのがあまりにも大きすぎてしまうから、もったいないかなと思いますね」
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