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バスケット ボール コラム 2020年12月29日

2020ウィンターカップ総括:印象に残った10の出来事  | ウインターカップ 2020 レビュー【総括】

ウインターカップコラム by 青木 崇
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女子ベストゲーム:東京成徳大対安城学園

3Q中盤までは完全に東京成徳大が主導権を握っていたゲームだった。しかし、安城学園はゾーンプレスで東京成徳大のリズムを崩すことに成功すると、4Q残り6分43秒で最大で17点あった差を78対78の同点に追いつく。その後は終盤までシーソーゲームが続き、1点リードで迎えた残り15秒、安城学園はボールをキープするかファウルをもらってフリースローを決めれば、勝利は決定的と思われた。しかし、東京成徳大の粘り強いディフェンスによってターンオーバーを犯してしまうと、左コーナーに走っていた佐坂光咲が逆転ブザービーターとなる3Pを成功。安城学園の金子寛治コーチが思わずフロアに倒れ込んでしまうくらい、衝撃的な結末であり、見ている人たちをワクワクさせる試合だった。

ハードワークと緻密さに加え、3Pショットでベスト8に進んだ尽誠学園

渡邊雄太を擁して2年連続で決勝進出を果たした時に比べれば、今年の尽誠学園は明らかに身長が小さなチームだった。しかし、色摩拓也コーチの下、ハードワークと緻密さを兼ね備えたチームでベスト8まで勝ち上がった。準々決勝の北陸戦では、チーム最長身の一村舞人(189cm)に3Pショットを打たせることで留学生をアウトサイドへ誘き出し、ペイント内にスペースを作って得点を狙うオフェンスを展開。一村はその期待に応え、4本の3Pショットを決めていた。佐藤涼真と高村駿佑の2人で15本のアシストを記録するなど、尽誠学園はサイズで優位に立つ北陸相手に互角の戦いを演じた。81対86で競りませたとはいえ、14本の3Pショット成功は見事。3試合の平均成功数が12本、成功率が50%という数字を残したことが、ベスト8進出の原動力になったのは明らかだ。

高知中央初のベスト4進出

2年前に吉岡利博コーチが就任した当時、高知中央は「ユニフォームを着たくない」という部員がいるくらい、チームが崩壊しているような状態だった。しかし、司令塔の井上ひかるが起点となり、ンウォコ・マーベラス・アダビクターがスクリーンをかけるピック&ロールを軸にオフェンスを展開。昨年の天皇杯で対戦した紀陽銀行の永田睦子コーチは、「私たちも止められなかった」と語ったくらい、質の高いプレーを見せたのは間違いない。準決勝で桜花学園に敗れたとはいえ、チーム史上最高成績という3位という素晴らしい結果を残した。

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