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バスケット ボール コラム 2020年12月7日

第72回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ) プレビュー | 優勝候補筆頭・東海大学の牙城は崩されるのか!?

バスケットボールレポート by 片岡秀一
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上記以外には、昨季、東海大学を準々決勝で退け、2年連続のファイナリストである専修大学も面白い存在。得点力があるオールラウンダーの#12西野曜を中心に、勢いに乗ると対戦チームにとっては怖い存在である。

昨今の戦績を鑑み、優勝争いについては関東大学リーグに所属するチームが中心となった。しかし、B.LEAGUEを見ても、他地域で腕を磨いた選手が活躍しているケースも多い。インカレの舞台では、打倒・関東を目指して乗り込んでくるチームの戦いにも注目だ。

また、昨今では、大学バスケットボールを取り巻く環境も大きく変わりつつある。B.LEAGUEの特別指定選手制度や、有望選手の在学中のB.LEAGUE転向も珍しくなくなった。また、3x3日本代表チームにも何名かの大学生選手が候補選手として選出されている。大学生選手にとっては、自分の軸足とする選択肢が増えたともいえる。

バスケットに関するキャリアの展望や選択肢も、各選手のビジョンに応じ、多様性に富むようになってきた。各チームにとって、チームのマネジメントにも、これまでとは違った形が求められる。そうであるからこそ、本選手権には見所があるのではないか。

「大学でバスケをするしかないので大学でバスケをする」はなく、「自分の意思で大学でのバスケットボールを選択」している選手の集合体が、本選手権の出場チームである。

特に、今シーズンのように、長期の期間、活動に大きな制限が課された環境下の中でチーム力を高めていくには、未曽有の事態でも、先頭に立って、覚悟を持って前を向いて進む選手の存在が欠かせなかったはずである。それに呼応する選手にも、勇気と、覚悟、そして、各々の創意工夫が欠かせなかったはずだ。

その結晶が発露されるコートでは、大学バスケ特有の熱気を伴い、観る者の心に残る戦いとなるはずである。

文:片岡秀一

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片岡秀一

埼玉県草加市出身。1982年生まれ。 ゴールドスタンダード・ラボの編集員としてクリニックレポート、記事の企画・編集や、クリニックなどの企画運営をし、EURO Basketball Academy運営も務める。一般社団法人 Next Big Pivot アソシエイトとして、バスケを通して世界を知る!シリーズ 第1回セルビア共和国編では、コーディネーターとして企画運営に携わりモデレーターも務めた。

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