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バスケット ボール コラム 2019年12月28日

東山:ハーフコート・ゲームを制した要因はジャン・ピエールの長い腕

ウインターカップコラム by 青木 崇
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4Q残り4分を切ったところで62対62の同点だったが、ディフェンスで報徳学園のターンオーバーを誘発させる。そこから米須玲音が速攻をクリエイトし、控えのフォワード西部秀馬が2本連続のレイアップ。「あれはうちにとって大きな点数でしたね。苦しい時にあのようなプレーを目指してやってきたので、やっとうちのバスケットというか、ハーフコートにプラス走るバスケットをやりたかったので、ようやく出たなという気がしました。あそこは勝負どころで、あれがラッキーボーイじゃないけど、西部がやってくれたのも、米須がしっかり見えていたかなという部分。ジャンピがきちんと守ってくれた部分が大きかったと思います」と大澤コーチが語ったように、4Q終盤の8連続得点が勝敗の決め手となったのは間違いない。

72対68で報徳学園を振り切った東山は、王者福岡第一にチャレンジする機会を得た。インターハイの準々決勝で敗れた後、秋に胎内カップで対戦した時は雪辱しているだけに、ウインターカップの準決勝は雌雄を決するうえで最高の舞台。大澤コーチは福岡第一との対戦をこう語る。

「やっとここまでたどり着いた感じです。報徳さんも狙っていたと思うんですけど、うちはメインコートをインターハイで経験していません。久々のメインコートでちょっと上がっている部分もありましたけど、ようやく第一ともう1回戦えるので、ここまで来たなという感じで思い切ってやるだけ。走らせないでうちのガッチリなハーフコート(ゲーム)をやりたいです」

ジャン・ピエールはデイビッドに続き、クベマ・ジョセフ・スティーブとのマッチアップが待ち構えているが、「明日はめちゃ頑張る」と気合十分。長い腕を武器にしたリムプロテクターとして存在感を示せるかは、勝敗を左右する大きなカギになると言っていい。

文:青木崇

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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