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バスケット ボール コラム 2019年12月24日

広島皆実の三谷「海外挑戦の気持ち、確実にふくらんだ」、最後の冬は初戦敗退も38得点

ウインターカップコラム by 平野 貴也
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三谷が追いかけて来たのは、1年次に全国8強まで一緒に勝ち上がったハイレベルな3年生チームだ。三谷が入学する前年、彼らは2年生4人で主力を担った。下級生のうちから上級生に負けずに戦うために必要なこと、それで成長できることをよく知るメンバーだった。だから、スーパールーキーの三谷に厳しかった。当時の主将、原未来斗らを「ずっと怖かった」と話す三谷だが、彼らには深く感謝している。「一番大きかったのは、1年生のときの3年生の影響。藤井先生に1年生からスタートで出させてもらいましたし、その年の全国大会(インターハイ)を見て代表にも選んでいただきました。その経験が高校生活で一番大きな力になっていたと思います」と全国大会に憧れを持つ一介の高校生から、高みを目指すプレーヤーに変ぼうしてきたきっかけは、今も忘れていない。世代別の日本代表に選ばれて注目を集め、海外の選手との対峙で刺激を受けた。3×3のU−18日本代表ではアジアカップ優勝に貢献した。藤井コーチも「皆実だけでは、ここまで伸びなかったと思っている」と認める飛躍は、三谷の未来を大きく広げて来た。

今年は、インターハイで8強。先輩たちに並ぶことはできたが、目標の4強には届かなかった。しかし、エースとしてチームを引っ張る中での経験は、大きな成長と夢を与えてくれた。三谷は大会後、11月から練習に参加していた地元のBリーグチーム広島ドラゴンフライズで特別指定選手としてプレーする。年末の試合ではベンチ入りする見込みだ。三谷は「高校生でもBリーグで頑張っているというところを全国の高校生に見せたい」と挑戦を楽しみにしている。また、来春の卒業後には、関東の強豪大学へ進む。1年生から出場機会を得ることが、まず目先の目標になるが、夢はもっと先にある。お気に入りの選手であるヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)がプレーするNBAだ。馬場雄大(テキサス・レジェンズ)のプレーも参考に、ガードとしてプレーしたいという。代表でともにプレーし、10月にNBAのスター選手ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が来日したイベントにも一緒に参加した富永啓生(桜丘高校→レンジャー・カレッジ→卒業後のネブラスカ大進学が内定)は、昨年のウインターカップで活躍した後、米国に渡っている。三谷は「3年生になったばかりの頃と比べたら、海外に挑戦したい気持ちは、確実にふくらんでいます。今は、日本人選手もどんどん海外に挑戦しているので、負けていられないなと思います」と米国挑戦に思いを馳せた。高校バスケットで先輩の背中を追って大きく成長した三谷は、まだまだ先へと進んでいく。

文:平野貴也

平野貴也

平野 貴也

1979年生まれ。東京都出身。
スポーツ総合サイト「スポーツナビ」の編集・記者を経て、2009年に独立。サッカーをメーンに各競技を取材している。取材現場でよく雨が降ることは内緒。

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