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バスケット ボール コラム 2019年12月6日

【高校バスケ ウインターカップ2019】北陸:夏に一体感を増した個性派集団の目標は日本一!

ウインターカップコラム by 青木 崇
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北陸高校

「1回戦で負けてもおかしくなかったと思います、というのが正直なところ。2回戦の(東海大附)諏訪さんにも最近勝てていませんでしたし、次の明成も前評判は優勝候補と言われていたくらいですから、それをうちはジャイアントキリングで勝ちました。前評判は低かったと思いますけど、1試合1試合やるごとに生徒たちが日替わりで頑張ってくれました。スーパースターはうちにいませんから…。試合ごとに成長し、チームがまとまりました」

北陸の重野善紀コーチは、大方の予想を覆して決勝まで勝ち上がったインターハイをこう振り返る。快進撃の要因としては、試合を重ねるごとに自信をつけたことに加え、キャプテンのキャプテンの伊藤瑠偉、副キャプテンの高橋颯太を中心に、個性派集団の一体感が増したことも大きい。

伊藤が「正直自由な人間ばかりなので、最初はまとめるのが大変でした。自由なほうが縛りはなくやっていけて、重野先生が僕に言ってくるのは“やる時はやれ! やらない時はやらない! オンオフをしっかりしろ”ということだったので、僕はそれを頭に入れながらキャプテンを1年間やってきました」と語れば、高橋も「出ている5人が本当に一つの特徴がズバ抜けていて、それがキャプテンの下でうまくまとまっています。それが強いポイントかなと思います」と続ける。

今年から北陸の指揮官を務める重野コーチは、部員たちのコミュニケーションを大事にしている。練習を見学させてもらった際には、5対5のスクリメージでレフェリーをやりながら、ちょっとした気付きをタイミングよく選手たちに伝えるシーンが何度もあった。

「私はその時その時にアドバイスをしていただけで、選手たちがよくやってくれたということです。もちろん、信用もしていましたし、試合を追うごとに指導者と選手の中で信頼関係と言いますか、選手たちも私のことを信用してくれて、言ったことをきちんとやってくれたのが、結果として出たのかなと思います」とインターハイの成功について語ったが、部員たちとしっかりコミュニケーションを取れているからこそ、強固な信頼関係を構築できていると言っていい。

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