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バスケット ボール コラム 2019年8月1日

明日2日に男女決勝、高校バスケ夏の覇者は?

バスケットボールレポート by 平野 貴也
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桜花学園
夏の覇者が、ついに決まる。全国高校総体のバスケットボール競技は、2日にサンアリーナせんだいで男女の決勝戦を行う。午前10時開始予定の女子決勝は、連覇を狙う桜花学園高校(愛知)と岐阜女子高校(岐阜)の組み合わせで、5年連続のカードとなった。2年前に岐阜女子が一度勝って優勝しているが、ほかは桜花学園が勝利している。

桜花学園は、準決勝で大阪桐蔭(大阪)に92-45のダブルスコアで快勝。身長186センチの留学生オコンクォ スーザン アマカ(2年)が攻守でリバウンドを制し、攻撃はフォワードの平下愛佳(3年)、岡本美優(3年)がけん引。第4ピリオドは、先発メンバーを全員休ませたが、焦って攻める相手に速攻を仕掛けて点差を広げた。平下は「絶対優勝するという気持ちをもってやる。自分がマッチアップするガードにプレッシャーをかけて、ボールを出させないようにすれば崩れるはず。ディフェンスから(ファスト)ブレイクを仕掛けたい」と決勝に臨む意気込みを語った。
岐阜女子
一方、今季の対戦成績で桜花学園に1勝2敗と負け越している岐阜女子は、準決勝で大阪薫英女学院(大阪)を73-63で下した。シューターの林真帆(3年)が厳しくマークされ、留学生のイベ エスターチカソ(2年)がファウルトラブルとなったが、司令塔の藤田和(3年)が攻撃をけん引し、2ケタリードを守り続けた。藤田は決勝に向けて「必ず日本一になる。トレーニングのときから桜花学園を意識してやってきた。リバウンドを取られてやられているイメージがあるので、ボックスアウトをしっかりやって、守備からブレイクを出したい」と昨年の雪辱を誓った。
北陸高校
午前11時50分開始予定の男子決勝は、北陸高校(福井)と昨冬のウインターカップ王者である福岡第一高校(福岡)が対戦する。北陸は、現在の日本代表主将である篠山竜青(川崎)を擁して優勝した2006年以来13年ぶりの決勝進出。市立船橋(千葉)、東海大諏訪(長野)、明成(宮城)、延岡学園(宮崎)と強豪が揃ったブロックでサプライズの勝ち上がりを見せ、準決勝では報徳学園(兵庫)を破った。指揮を執る重野善紀コーチは「初戦で負けてもおかしくなかった。上出来。ここまで来たのは、選手のおかげ。今は、OBの東野智弥が日本バスケットボール協会の技術委員長として頑張っているし、日本代表の主将の篠山竜青(川崎)もOB。私もOBとして恥じないように明日に臨みたい」と余勢を駆って頂点奪取に挑む気概を示した。
福岡第一
対する福岡第一は、優勝候補筆頭として順当な勝ち上がり。準決勝では、前回優勝の開志学園(新潟)を81-55で破った。昨年は、松崎裕樹(東海大)、河村勇輝(3年)が年代別日本代表の活動で不在中にインターハイが行われ、よもやの初戦敗退。2人が不在のチームで悔しい思いをした小川麻斗(3年)が今季の主将。「2人がいないから負けたと言われ、悔しかった。あのときのことは、今も頭に残っている。悔しさをぶつけて昨年のウインターカップは優勝できたけど、まだ僕たちの代はインターハイの優勝経験がないので、絶対に優勝したい」と3年ぶりの優勝を誓った。男女とも、泣いても笑ってもあと1試合。栄冠をつかみ取る夏の覇者は、どこか。
平野貴也

平野 貴也

1979年生まれ。東京都出身。
スポーツ総合サイト「スポーツナビ」の編集・記者を経て、2009年に独立。サッカーをメーンに各競技を取材している。取材現場でよく雨が降ることは内緒。

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