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バスケット ボール コラム 2019年4月9日

多彩な布陣を武器とする川崎。富山が主導権を握る為には#11宇都の活躍が重要。

B.LEAGUEコラム by 片岡秀一
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川崎は、終盤になって選手起用のオプションが増えているのが好材料。#18鎌田裕也の献身的な働きに加え、#21バーノン・マクリン、#31シェーン・エドワーズ、#22ニック・ファジーカスが同時に出場する布陣の安定感も増してきた。DFリバウンドでのサイズアップだけではなく、特に、#14辻直人、#22ファジーカスらがアウトサイドに待ち構える中、3番ポジションのマッチアップで#31エドワーズのポストプレーを守る事は非常に難解なテーマである。さらに、主将を務める#7篠山竜青は、ここ5試合の平均で12.4得点をマーク。元々、自分の得点よりもチームメイトへのパス供給を優先するタイプであるが、自らシュートを打つ場面での決定力が高まっている。対戦相手にとっては、非常に怖い存在である。

試合展開に応じ、多彩な布陣の存在する事は相手にとって的を絞りにくさを意味する。それに加え、試合の重要局面でのエース#22ファジーカスのファール数や、コンディションにも大きな影響を持つ。富山が勝利する為には、決して後手の試合展開にさせず、余裕を持ったゲームプランを遂行させない事が重要になると感じている。ゲームの序盤、DFをもぎ取り、#11宇都の力強く素早いドリブルプッシュから、#24大塚らの3Pシュートへと繋げたい。

上記のように、個人の特性や、選手同士の重ね合わせによる長所は彩りに満ち、ゲームの行方に大きな影響を与える。両HCのゲームプランと共に、選手の遂行力が試合の勝敗を決めるだろう。

代替画像

片岡秀一

埼玉県草加市出身。1982年生まれ。 ゴールドスタンダード・ラボの編集員としてクリニックレポート、記事の企画・編集や、クリニックなどの企画運営をし、EURO Basketball Academy運営も務める。一般社団法人 Next Big Pivot アソシエイトとして、バスケを通して世界を知る!シリーズ 第1回セルビア共和国編では、コーディネーターとして企画運営に携わりモデレーターも務めた。

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