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バスケット ボール コラム 2019年4月2日

【2018-19 B.LEAGUE NOTEBOOK 22】 層の厚い千葉でベンチ陣の一角として存在感を示し始めた田口

B.LEAGUEコラム by 青木 崇
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ここ5試合の平均が19.2分と、シーズンの経過ともに田口の出場時間は増えつつある。大野コーチの言葉どおり、ディフェンスの質を上げてきたことでチャンスをもらい、30日の栃木戦はその期待に応えたと言っていい。千葉で必要なディフェンスの質に到達するまでには、当然のごとく時間が必要だった。

「秋田から来てシステム、(チーム)ルール的なことも違いますし、そこにアジャストすること、体の動きも秋田のものが染み付いていましたので大変でした。でも、そこはしっかり初心に戻って、“自分は下手くそなんだ。ディフェンスが悪いんだ”という気持を持って、原(修太)だったり、石井さんだったり、アキ・チェンバースだったり、(小野)龍猛さんだったり、自分のポジションの人たちをしっかり見て、どのようなディフェンスをしているのかを学び、失敗しながら成長できたのかなというのはあります。いつアジャストできたのかといえば、まだまだできていない部分があると思いますので、もっともっと成長したいなと思っています」

田口が初心という言葉を使った裏には、秋田の中村和雄元ヘッドコーチの下で飛躍への階段を登り始めた頃と似た状況という認識があるからだ。一つのミスや強い気持を失っている瞬間があれば、すぐに出場機会を失うことを意味する。だからこそ、危機感を持って日々の練習に取り組み、その成果がここ5試合の出場時間増、栃木戦でのステップアップにつながったと言っていいのかもしれない。

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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