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バスケット ボール コラム 2018年12月21日

【ウインターカップ2018 プレビューコラム / 昭和学院 】昭和学院、県予選で悔し涙のエース大竹が名誉ばん回だ

バスケットボールレポート by 平野 貴也
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昭和学院が、全国優勝の目標を果たすためには、彼女を含めた全員が存分に力を発揮しなければならない。鈴木親光ヘッドコーチは「今年は、スター選手はいないけど、みんなで協力して守って、どこからでも点を取りに行けるチームに作っているところ」と話した。赤穂のような、一人で打開できるスター選手はいないが、総合力では優勝候補が相手でも見劣りしないチームだ。増田泉美(2年)、三田七南(1年)は、それぞれ177、180センチと高さがある上に、アウトサイドでもプレーが可能な柔軟性を持つ。シューティングガードの西江瑠伽也ワリペ(3年)、松本茜(3年)は走力と外角のシュート力を誇る。試合の流れが悪くなれば、黒澤楓(3年)がフィジカルコンタクトの強さを生かして、食い止める。

力を出せれば、可能性があることは、夏のインターハイ(全国高校総体)で証明済みだ。優勝した桜花学園(愛知)に63-64で敗れたが、わずか1点差の大接戦だった。チームとしての課題は、リバウンドやルーズボールの取り合いで負けないことだが、ビッグマッチはエースが背中で引っ張れるかどうかが鍵。ガードの星とともに、大竹が相手に脅威を与えられるかどうかは、重要になる。県予選で悔しい思いをした大竹は「赤穂先輩は、インサイドでも相手をよく見て点を取っていたし、相手が何人も寄ってきたら、マークが薄くなった仲間に打たせていた。考えているプレーがすごいと思うし、自分も状況を見て考えてプレーできるようにしたい」と全国大会での得点力向上を誓った。

大会の組み合わせが決まり、ともに勝ち進めば、メインコートとなる準決勝で桜花学園と対戦する。仲間と力を引き出し合い、強敵を破り、悲願の初優勝へ突き進む。

平野貴也

平野 貴也

1979年生まれ。東京都出身。
スポーツ総合サイト「スポーツナビ」の編集・記者を経て、2009年に独立。サッカーをメーンに各競技を取材している。取材現場でよく雨が降ることは内緒。

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