人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

バスケット ボール コラム 2018年12月10日

【2018-19 B.LEAGUE NOTEBOOK 9】2OTの激戦を制した栃木戦で、ビッグゲームの経験している橋本の存在が大きいことを再認識した若き指揮官

B.LEAGUEコラム by 青木 崇
  • Line

「チームとしてやらなければいけないことを必死にやっているというところ、そこがチーム全体として足らない。それを彼は持っていたというところを僕が安易に、今までひどい使い方をしていたのかな」

我慢比べのゲームの時に気持を真っ先に出し、流れが悪い時に冷静さを失わないようにチームをまとめた橋本は、栃木戦でスタッツに現れない部分でチームに大きなプラス材料をもたらしていた。また、2OT最初のオフェンスで決めた右コーナーの3Pシュートは、正にビッグゲームの経験値から生まれたもの。「バスケットに必要なのはポジションじゃなくて、チームとして遂行しなければいけないとか、気持の出し方。こういった形で少し試していきたいなと思っています」と振り返ったように、橋本が佐々コーチの心を動かしたのはまちがいない。勝利が決まった後に感情を爆発させた橋本自身も、この勝利がチームをさらに成長させるという手応えを感じていた。

「50分間戦って全員でやり尽くしたし、こういう試合がチームを強くすると感じている。ここで勝ちきれたのはチームとしてうれしかったし、みんなが頑張る姿、それがバスケットボールの素晴らしさと自分の中で思っている。こうやってチームとして大きくなっていく姿、自分もその中に入っていけるという嬉しさ、勝ったうれしさという感情がまじって、今日は本当にすばらしい1日になったと思います」

たかが1勝されど1勝。琉球が今後どんなシーズンを過ごすのかは、現時点でだれにもわからない。しかし、長いシーズンを戦う過程で、指揮官と新戦力の信頼度が増すなど、大きな意味を持つ勝利だったことはまちがいないだろう。

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
バスケット ボールを応援しよう!

バスケット ボールの放送・配信ページへ