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バスケット ボール コラム 2018年11月22日

【Bリーグ 2018-19第11節 川崎 vs 栃木プレビュー】鉄壁の守備を誇る栃木。コーナー3Pを巡る駆け引きに注目

B.LEAGUEコラム by 片岡秀一
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今シーズン、栃木はピック&ロールに対し3人以上が連動、素晴らしい連携を見せている。その際に一瞬だけ生じる隙がコーナーであるからだ。例えば、#14辻直人と#22ファジーカスでピック&ロールを仕掛ける際は、機動力もある#4ジェフ・ギブスがマークマンを変えて辻をマークし、まずはドリブラーの自由やシュートの機会を潰す。210cmの#22ファジーカスへのマークは185cmの#9遠藤祐亮となってサイズの差が生じるが、即座に206cmの#22ライアン・ロシターと遠藤でマークを入れ替え、リスクを回避。#22ロシターのマークに#15遠藤がマークをするリスクに対しては、さらに206cmの#10竹内公輔、203cmの#21橋本晃佑らが入れ替わる見事な連携でサイズの不利を次々と解消。

上記、栃木のディフェンスローテーションの都合、一時的にノーマークになるのがコーナーのポジション。シュートチャンスを窺うことの多い#33長谷川の3Pシュートが鍵となると書いた理由はここにある。川崎側としては、一瞬でも早くコーナーへとボールを回し、#33長谷川らにとって少しでも良いシュートチャンスを与えたい、栃木にとっては、いつも以上のディフェンスローテーションで一刻も早くコーナーのポジションも埋める必要があり、そこの攻防は最大の見所。

#33長谷川のシュートが当たれば、栃木のディフェンスローテーションも僅かなポジショニングを変更する必要が生じる。それは、ディフェンスの動きを先読みして鮮やかなパスを供給する能力にも長ける#14辻にとっては絶好の好機を意味する。#22ファジーカスへのパスコースや、#21バーノン・マクリンへのアシストが増えれば川崎のペースとなるだろう。

代替画像

片岡秀一

埼玉県草加市出身。1982年生まれ。 ゴールドスタンダード・ラボの編集員としてクリニックレポート、記事の企画・編集や、クリニックなどの企画運営をし、EURO Basketball Academy運営も務める。一般社団法人 Next Big Pivot アソシエイトとして、バスケを通して世界を知る!シリーズ 第1回セルビア共和国編では、コーディネーターとして企画運営に携わりモデレーターも務めた。

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