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バスケット ボール コラム 2018年10月15日

【2018-19 B.LEAGUE NOTEBOOK 2】心身両面で準備できていることの大事さを証明した荒尾

B.LEAGUEコラム by 青木 崇
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後半で印象的だったのは、ニック・ファジーカスとシェーン・エドワーズに対するディフェンス。4Qの勝負どころでアメリカ人選手でも対応が難しいファジーカスを2度止め、速攻になりそうな局面でエドワーズをしっかりと追いかけ、簡単にシュートを打たせなかったシーンもあった。

23分35秒の出場時間は、NBL時代の2016年3月17日の広島ドラゴンフライズ戦以来となる長さ。川崎戦は4本のFGをすべて成功させての8点、6リバウンド、2アシスト、貢献度を示すEFFで16という数字を記録。試合に出ていた時間帯のプラスマイナスが+19だったのも、荒尾の活躍は滋賀が勝った一因であることは、ショーン・デニスコーチの「ガニが万全な状態ではなかったが、ガクが補ってあまりある活躍をしてくれた」という言葉がすべてを物語っている。

「帰化選手を擁する対戦相手にアドバンテージを与えないことが自分の役割」と話す荒尾だが、泥臭い仕事だけをやるだけの選手でないことを示したことは、滋賀の今後に向けて大きなプラス材料。心身両面で準備を整えておくことの重要性を体現したことは滋賀だけなく、出番に恵まれていない他のBリーグ選手にとっても、いい見本となったに違いない。

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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