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バスケット ボール コラム 2018年5月28日

【2017-18 B.LEAGUE NOTEBOOK 31】一発勝負のビッグゲームでは期待を裏切る大差の決着も珍しくない

B.LEAGUEコラム by 青木 崇
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今年のNCAAトーナメント決勝も、ビラノバ大が前半の終盤からミシガン大を一気に引き離し、最大で22点差をつけての勝利で優勝。一発勝負の試合では、シュートが大当たりしたチームと逆にまったく入らないチームが出てしまうなど、一つの要素で試合の流れが決まってしまい、一気に点差が開いてことも決して珍しくないのである。

A東京が大勝したB1ファイナルは、2Q残り3分を切ったところから千葉がポストへのエントリーパスを難しい角度から試みたことによって2度のターンオーバーにつながってしまう。そこであっさりと失点したことで点差が広がり、ハーフタイム寸前でウィリアムズに長い3Pを決められたのもダメージが大きかった。馬場雄大のテクニカルファウルで3Qに5点差まで詰めた千葉だが、3点差にするチャンスが3度ありながらも生かせなかったのは、正に一度崩れたリズムを取り戻すのが非常に難しいという、一発勝負の怖さを象徴するものだった。

どのチームが勝ち上がったとしても、来季のファイナルは実力が拮抗したチーム同士の対戦となるに違いない。しかし、今回のような展開になったとしても、ガッカリするよりはこういうことも起こりうると認識してもいいのではないか? もちろん、富山グラウジーズと熊本ヴォルターズによるB1・B2入れ替え戦のような土壇場まで勝負の行方がわからない戦いなれば、Bリーグの盛り上げていくうえで大きなプラスになることは、重々承知している。残り1秒の攻防で決着がつくスリリングなところは、正にバスケットボールというスポーツの醍醐味なのだから…。

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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