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バスケット ボール コラム 2018年4月23日

【2017-18 B.LEAGUE NOTEBOOK 26】故障者が戻った年明け後にまさかの失速でCS出場を逃した渋谷

B.LEAGUEコラム by 青木 崇
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ドーソンはなかなかチームにフィットできず、NBA復帰の希望を叶えたいと理由で2月下旬にチームを去った。シーズン序盤でいい仕事をしていた長谷川智也は、厳しいマークによってなかなか持ち味のシュート力を生かせない事態に直面。ハレルソンはシュートが入る日と入らない日の差が激しく、広瀬も故障から復帰しても本来の力を発揮できない試合のほうが多かった。

「共通理解の部分を全員に染み込ますことができなかった」と、勝久コーチは失速の理由をこう語った。故障者が続出した影響で、ケミストリーを構築する時間がなかったというのは一理ある。しかし、コート上でプレーするのは選手であり、オープンショットの精度が低いという印象は、B1で17位の41%というFG成功率という数字からも否定できない。

インサイドで起点となって着実に得点を稼げるサクレ、自身でクリエイトできるベンドラメを除くと、年明け以降の渋谷は得点力不足に泣いた。1月21日の三遠ネオフェニックス戦以降に喫した20敗中12敗は70点未満であり、FG成功率も平均すると37.8%と低い。今季の平均73.5失点がB1で4番目に少ないことからも、渋谷は決してディフェンスの悪いチームでなかった。しかし、ディフェンスのハードワークがあっても、シュートを決めなければ試合に勝てないことは、渋谷の今季を象徴と言っていいだろう。

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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