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佛教大学vs.四国学院大学
この日開幕した全日本大学野球選手権大会。東京ドームの第4試合では、2年ぶり23回目の出場となる佛教大学(京滋大学野球連盟)と、6年ぶり13回目の出場となる四国学院大学(四国地区大学野球連盟)が対戦した。
先攻の四国学院大は初回、佛教大先発の田中航大(4年/近江)に対し、1番の田口史樹(4年/鳴門)がフルカウントから四球を選んで出塁すると、犠打で走者を得点圏に進め、その後、四球で二死1・2塁とするも、後続が三塁ゴロに倒れ、先制のチャンスを逸する。
対する佛教大もその裏の攻撃で、先頭打者が単打で出塁すると、続く2番・鳴坂颯友(1年/京都成章)が四球を選びチャンスを拡大。その後、犠飛で一死1・3塁とするも、ここは四国学院大先発の森元彪向(4年/ノースアジア明桜)が踏ん張りを見せ、後続を打ち取って無失点で初回のピンチを切り抜ける。
試合の均衡が破れたのは2回。佛教大は単打2本で二死1・3塁のチャンスを作り出すと、ランダウンプレーを絡めたダブルスチールで3塁走者が本塁を陥れ、機動力を活かした攻撃で先制に成功する。
試合の主導権を握った佛教大は、3回の守備で二死3塁のピンチを無失点で凌ぐと、その裏の攻撃で4番・岡野翔海(4年/神戸国際大)が一死3塁から左翼スタンドへ、大会通算900号となる2ラン本塁打を放ち、リードを3-0に広げる。
佛教大先発の田中相手に安打の出ない四国学院大は5回、四死球で一死1・2塁のチャンスを作るも、あと1本が出ず、自軍のスコアボードに「0」を並べる。
その後、佛教大は田中が8回二死から単打を許すまで無安打投球を続けると、8回裏には打線が2点を追加。9回は2番手の合木凛太郎(3年/市立高田商)が三者凡退で締め括り、佛教大が5-0で勝利して上武大学の待つ2回戦進出を決めた。
◆試合結果
四国学院|0 0 0 0 0 0 0 0 0|0
佛教大学|0 1 2 0 0 0 0 2 X|5
◆投手
・四国学院:森元彪向
・佛教大学:田中航大、合木凛太郎
◆本塁打
・佛教大学:岡野翔海(2ラン・3回)
第73回 全日本大学野球選手権大会 1回戦~東京ドーム~
【ハイライト動画】佛教大学 vs. 四国学院大学|佛教大学が主砲の一発に機動力を絡め快勝
J SPORTS 編集部
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