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◆7月23日(土)●1-3 阪神(甲子園球場)
5回2失点の今永昇太の代打で登場した細川成也が今季初安打となるソロ本塁打を放ったが、得点はこの1点のみ。5番の宮崎と6番の大和が2安打ずつを記録したが、7番の嶺井が盗塁を助ける空振りを規則違反と判定されるなど、ブレーキになった。投手陣では、2番手で登板した入江が2イニングを4奪三振で無失点の快投を見せた。
◆7月24日(日)●0-1 阪神(甲子園球場)
宮崎、戸柱恭孝がマルチ安打、佐野は自身13試合連続となる安打を放つなど、相手を上回る7安打を記録し、3イニング連続で得点圏に走者を進めるなどチャンスも作ったが、あと一本が出ず完封負けを喫した。先発した濱口遥大が6回を無四球で1失点の好投も実らず4敗目。入江、エスコバーもパーフェクトリリーフだったが、同一カード3連敗を喫した。
新型コロナウィルスの第7波が予想以上の拡がりを見せ、3日間で計67人の陽性が判明した巨人をはじめ、7月以降は12球団で感染者が関係者も含めて200人を超える異常事態となっています。
ベイスターズもソトや森、上茶谷大河、三嶋一輝など主力級の選手が離脱となりました。幸か不幸か、オールスターブレイクで1週間、リーグ戦は中断となりますが、その先も予測不能の事態を余儀なくされそうで、ヤクルトの独走状態だったペナントレースも、もう一波乱あるかもしれません。
文:大久保泰伸
大久保泰伸
フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。
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