大谷翔平、球宴出場決定。現地メディアは「当然のこと」と伝える

大谷翔平、2年連続オールスター先発

エンジェルスの二刀流スター大谷翔平が、オールスターゲームのファン投票における指名打者部門で1位となり、2シーズン連続でメジャーの球宴に先発出場することとなった。同僚のマイク・トラウトも外野手部門で先発出場することが決まっており、今季のオールスターゲームでは、エンジェルスのスター選手2人が揃い踏みすることとなった。

『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンジャー記者は、現地8日付で大谷とトラウトのオールスターゲーム選出を伝える記事を投稿し、その冒頭で「エンジェルスのスーパースター、マイク・トラウトとショウヘイ・オオタニ抜きでは真っ当なオールスターゲームにはならなかっただろう」とした上で、「故に、両名が7月19日にドジャースタジアムで開催される今年の真夏のクラシックにスタメンとして選出されたのは、至極当然のことである」と伝えた。

トラウトは10回目（先発出場は9回目）、そして昨年、史上初のリアル二刀流で先発出場した大谷にとっては、2年連続2回目の球宴出場となるわけだが、二刀流出場の可能性についてボリンジャー記者は記事の中で以下のように述べている。

「オオタニは自分が投手としてオールスターゲームのチーム入りするかどうかは、太平洋時間で日曜の2時半にロースターが発表されるまでわからない。彼は引き続き、2年連続で初回に登板する投手の候補に残っており、他にはヒューストンのジャスティン・バーランダーとタンパベイのシェーン・マクラナハンも候補に上がっている」。

記事によると、今回の2人の選出について、エンジェルスのフィル・ネビン監督代行は、「これは2人にとって素晴らしい栄誉。私にとっては、自分のチームの選手を見るので、少し違ったオールスターゲームになるね。できれば、あと1人か2人、出られればと思っている」と述べたとのこと。

また、大谷の2季連続先発出場について、トラウトは「繰り返しになるが、彼が今年やっていることは、これまで誰も見たことがなかった。彼がチームに選ばれて僕もうれしい。彼が出られることに心を躍らせている」と述べ、祝福している。