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6月大活躍の大谷翔平
月間MVPこそ逃しはしたものの、6月の大谷翔平は1試合8打点を挙げた翌日に13奪三振を記録するなど、二刀流スターの面目躍如たる歴史的な活躍を見せた。ちなみに6月のアメリカン・リーグ月間MVPは打率.418、1.070 OPS、9本塁打、28打点をマークしたアストロズのヨルダン・アルバレスが獲得している。
『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンジャー記者は、現地2日付で「オオタニの歴史的な6月: 11試合連続安打、防御率1.52!」と題した記事を投稿し、記憶に新しい大谷の見せた先月の躍動振りについて振り返った。
記事では冒頭で、「二刀流スターのショウヘイ・オオタニにとって6月は並外れた1ヶ月だった」とした上で、「オオタニは投手と打者の両方で卓越し、打撃では26試合に出場して、打率.298/出塁率.398/長打率.575、6本塁打、6二塁打、17打点を記録しつつ、マウンド上では5試合に先発し、29回2/3を投げ、防御率1.52、38奪三振とした」と振り返った。
そして、6月最後の先発登板となったホワイトソックス戦後の敵将トニー・ラルーサ監督による「物凄い才能の男。彼は複数の武器を持っている、彼は本物だ」とのコメントを引用しつつ、「彼は木曜のホワイトソックス戦では、5回2/3を投げ、11奪三振で無失点とし、連続無失点投球回数を21回2/3に伸ばす力強いパフォーマンスで6月を締めくくった」と伝えた。
さらに記事では、大谷が6月4日から16日にかけて11試合連続安打を記録しつつ、「6月25日のマリナーズ戦では、本塁打の打球初速としてはキャリアハイとなる時速118マイル(190キロ)弾を放った」上、「打席でキャリアハイの8打点をマークした翌日のロイヤルズ戦で、キャリアハイの13奪三振を記録した」ことから、「現アメリカン・リーグMVPは、今年も自分自身をしっかりと同じタイトルのレースに戻した」とした。
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