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大谷翔平、第16号本塁打
現地6月25日(日本時間26日)、本拠地エンジェルスタジアムでのマリナーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場した大谷翔平は、第2打席に今季16号となる特大の同点ソロ本塁打を右翼スタンドへ打ち込んだ。
最終的に試合にはエンジェルスが3-5で敗れたものの、『MLB.com』で主にスタッツ系の記事を投稿しているサラ・ウェクスラー記者は、試合中に「月へ!オオタニが時速118マイル、462フィートのロケット弾」と題した記事を投稿。
その冒頭で、「記録を破るのは、ショウヘイ・オオタニが定期的に行っていることだが、時としてその記録は自分自身のものである場合もある」とした上で、この試合で大谷が放った打球初速118マイル(約190キロ)の一発について、「これはオオタニのキャリアにおける最速のホームランであり、スタットキャスト導入後の2015年以降では、エンジェルスの選手による最速のホームランだった」と伝えた。
続けて記事では、大谷のそれまでの最速本塁打は時速117.2マイル(約188.6キロ)であり、本塁打に限定しない最速打球は、今季4月10日のアストロズ戦で二塁打を放った際の打球初速119.1マイル(約191.7キロ)だったと紹介している。
また、この16号ソロの推定飛距離は462フィート(約140.8メートル)に達したわけだが、記事ではこの飛距離について、「彼のキャリアで4番目」であり、「自己ベストは2021年6月8日のロイヤルズ戦で放った470フィート(約143.3メートル)」で、「今年のメジャーにおける本塁打の推定飛距離では15位で、エンジェルスではマイク・トラウト(472フィート)に次ぐ2位」と伝えた。
先日は打者としてキャリアハイとなる1試合8打点をマークし、その翌日に投手としてこれまたキャリアとなる13奪三振をマークして、MLB史上初めて8打点以上を挙げた次の日に10奪三振以上を挙げた選手となった大谷。昨年に引き続き、今季も定期的にこうした記録関連のニュースが現地の紙面、あるいは画面を賑わせているようだ。
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