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週間打率は.304で、2日には満塁の場面で走者一掃のタイムリー二塁打を放つなど、6試合で5打点。あの夏の甲子園から6年、ようやく覚醒の兆しを見せた地元出身のスター候補を、文句なしの野手週間MVPに選出したいと思います。
投手陣で勝ち星を挙げたのが、床田寛樹と九里亜蓮。森下暢仁は山本由伸と投げ合い、7回まで1失点と好投しましたが、逆転した直後の8回に打たれて悔しい黒星となりました。リリーフ陣は、森浦大輔と松本竜也がともに2試合無失点、3試合に登板したケムナ誠は2失点も自責点は0で、3人が週間防御率0.00。
そして勝ち試合では、やはり栗林良吏がセーブを挙げています。約1週間ぶりの登板となった31日は無死1・2塁のピンチを招くも、後続を抑えて床田との完封リレーを完成。2日は2奪三振のパーフェクトリリーフでした。最悪のチーム状態で登板間隔も不安定な中、きっちりと結果を残した守護神を投手MVPに選出したいと思います。
2017年に三次とマツダで薮田和樹、大瀬良大地(勝利投手は九里亜蓮)、岡田明丈で3連勝して以来、2018年から4年間(2020年は交流戦なし)でオリックス戦は12連敗となってしまいました。三次と言えば、昨年からオリックスは梵英心が打撃コーチに就任し、カープのリーグ3連覇時に二軍監督を務めた水本勝己がヘッドコーチを務めています。
昨年からの6連敗は、この2人の存在が少なからず影響していることは否定できないはずです。年間3試合しか対戦しない相手について、いかに多くの情報を持つか。何らかの形で対策をしなければ、今後も交流戦が鬼門となってしまうことが避けられないのではないでしょうか。
文:大久保泰伸
大久保泰伸
フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。
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