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坂倉と同様に6試合中3試合でマルチ安打の菊池涼介は、週間打率.318と調子が上がってきました。18日の試合では、中島宏之のセンターへ抜けそうな強烈な当たりをダイナミックな動きでアウトにするなど、異次元の守備も健在です。
24打席無安打から週間打率.292と復調した西川龍馬など、今回も好成績の野手が多い中、週間MVPに選びたいのが野間峻祥です。中日3連戦では1番で起用され、21日には自身3年ぶりとなる4安打で勝利に貢献。週間打率は4試合で.389をマークしました。野手キャプテンに指名された今季、打撃不振で二軍降格となりましたが、1番打者が固定できない現状で「大本命」の復調はチームにとって明るい材料となるでしょう。
投手陣は遠藤淳志が“準地元”の宇都宮で8回まで無失点と好投も、最終回に打たれて降板し、チームはサヨナラ負け。プロ初完封はお預けとなりました。九里亜蓮も7回2失点、10奪三振と奮投しましたが、打線の援護に恵まれず敗戦投手に。
勝ち試合では、大瀬良大地が8回5失点、森下が7回無失点、アンダーソンが6回無失点と相変わらず先発投手陣の安定ぶりが目立ちますが、今回は敢えて、それぞれ2試合に登板して防御率0.00を記録した森浦大輔、矢崎拓也、塹江敦哉、ケムナ誠の中継ぎ陣を「合わせ技」で週間MVPに選出したいと思います。
今週から始まる“アレ”とは、もちろんセ・パ交流戦のことです。昨季は直前にコロナによる大量離脱もあり、3勝12敗3分で12球団最下位と惨敗。後半戦の巻き返しも及ばず、3年連続Bクラスの要因となりました。リーグ3連覇を達成した2018年以来となるV奪回、最低でもクライマックスシリーズ進出圏内を目指すためにも、この“鬼門”克服がカギになるということは、改めて言うまでもないことでしょう。
文:大久保泰伸
大久保泰伸
フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。
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