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大谷翔平、同点打&サヨナラのホームを踏む
試合を決めたのは二刀流スターの長打力と走力、そして調子が上がらないでいた4番の一振りだった。エンジェルスの大谷翔平は現地5月8日に本拠地エンジェルスタジアムで行われたナショナルズ戦に「3番・指名打者」で先発出場すると、この試合無安打で迎えた最終回に1安打2打点1得点をマークし、チームのサヨナラ勝利に大きく貢献した。
『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンジャー記者は、同時付で「オオタニとレンドンが見事なサヨナラ勝利のため団結」と題した記事を投稿し、その冒頭で、「エンジェルスがナショナルズとのシリーズで負け越し、アメリカン・リーグ西地区で2位に転落しようかというとき、ショウヘイ・オオタニとアンソニー・レンドンには別の考えがあった」とした。
その上で、「オオタニはワシントンのクローザー、タナー・レイニーから試合を振り出しに戻す快心の2点適時二塁打を放つと、レンドンが古巣に対するセンターへのサヨナラ適時打で続き、日曜の午後にエンジェルスタジアムで行われた試合で、エンジェルスを5-4の勝利に導いた」と、大谷のバットで同点に追いつき、大谷の激走でサヨナラ勝ちした場面について振り返った。
これでエンジェルスはナショナルズとのシリーズに勝ち越し、19勝11敗として地区首位を堅持した。記事では、大谷による2点適時二塁打の場面について、「オオタニはカウント0-1からスライダーを打ち返すと、センターのフェンスを直撃するあと少しで柵越えという当たりで、レンヒフォとウォードを生還させ、試合を同点とした」と振り返った。
また、、「このような大きな当たりはこのところのオオタニがずっと模索していたもので、彼はア・リーグMVPに輝いた昨年に打率.257/出塁率.372/長打率.592をマークしたものの、今年は29試合で.235/.302//383、4本塁打、16打点としている」と、今後の復調へ繋がりそうな打席となったことを示唆した。さらに記事では、「水曜のロイヤルズ戦での次回登板を予定しているオオタニは、逆方向へボールを飛ばそうとし続けていることは、良い兆候だと述べた」としている。
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