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ベーブ・ルース以来を達成した大谷翔平
大谷翔平がまたもリアル二刀流で輝きを放った。エンジェルスの二刀流スターは現地5月5日(日本時間6日)、敵地フェンウェイパークでのレッドソックス戦に「3番・投手兼指名打者」で先発出場。投げては7回99球で6安打無失点、11奪三振無四球と快投を披露し、打席では適時打を含む、4打数2安打1打点と躍動した。試合はエンジェルスが8-0で勝利し、大谷は今季3勝目を手にした。
『MLB.com』は同日付で「オオタニがフェンウェイでベーブ・ルースの偉業に並ぶ」と題した記事を掲載し、その冒頭で、「ショウヘイ・オオタニが打席に足を踏み入れる、あるいはマウンドに上がる度に思うのは、このエンジェルスの二刀流選手が破っていない記録を見つけ出すのは大変だということである」とした。
その上で、「しかし、火曜の午後のレッドソックスとのシリーズ最終戦で、オオタニは100年以上達成されていなかった記録を作った」とし、「フェンウェイパークで初めてマウンドに上がった試合で3番を打ったオオタニは、1919年9月20日にベーブ・ルースがやって以来、初めてこの歴史的な球場で、先発登板しつつ、上位4番までの打順で出場した投手となった」と伝えた。
記事によると、この試合で本塁打を放ってオオタニを援護したジャレッド・ウォルシュは、「信じられない。言葉がないね。彼の競技のやり方や、持ち球についてだけど、彼は100(マイルの投球)をポケットに持っていて、必要なときにいつでも取り出せるんだ。つくづく感心させられるよ。僕は彼の後ろでプレーしていて、“自分は(打者として)あのスプリットやカーブ、そしてあの時速100マイルの速球には関わりたくない”と思うんだ」と述べたとのこと。
また、記事では指揮官のジョー・マドン監督が「私はこれがありふれた、当たり前のものと思われ始めなければいいと思っている。これはとにかく並外れているし、別世界のことなんだ」。
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