人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

野球 コラム 2022年5月4日

【広島好き】先週のMVPは球団通算4500勝の立役者2人。『週刊カープいいとこどり』4月26~5月1日号

野球好きコラム by 大久保泰伸
  • Line

そんな不安材料が露呈された中、28日は九里亜蓮が7回無失点、30日は森下暢仁が7回2失点と、主軸の先発投手はきっちりと仕事をしています。勝利の方程式が崩れかけて、再編も検討されるリリーフ陣では、開幕一軍を逃した森浦大輔が2試合に登板して無失点。雨天中止の影響もあり、先発登板がなかった遠藤淳志が、1日の試合では2番手として3イニングを投げて1失点と好投し、今後の起用法も含めて可能性を広げています。

投手MVPは、堂林がヒーローとなった試合で今季初の完封勝利を飾った大瀬良大地を選ぶしかないでしょう。前回の同地での3連戦で3連敗を喫した相手に、被安打2、無四球と、まさに圧巻の投球。目立たなくても、印象的でいい働きをした選手を幅広く選ぶ、というのが実はコンセプトのこのコラムで、2週連続というのは避けたいところなのですが、球団通算4500勝の立役者としてチーム史に名前を刻んだエースに敬意を示したいと思います。

3・4月の月間成績は16勝12敗1分。戦前の低評価を覆す上々のスタートと言えるでしょう。ただ、5月1日の試合に敗れてチームは3位に転落。開幕から継続した6人の先発ローテから玉村昇悟の二軍降格が決まり、リリーフ陣では中崎に代わる“8回の男”の選別、打撃陣では不振が続く小園海斗をどうするのかなど、5月は佐々岡真司監督の手腕が問われる月になりそうです。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

  • Line

関連タグ

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
野球を応援しよう!

野球の放送・配信ページへ