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横浜DeNAベイスターズ
ベイスターズの2022年が開幕します。オープン戦は16試合で9勝5敗2分の3位と好成績を残し、最下位からの逆襲が期待できそうなムードとなっています。昨季は開幕から8試合勝利がなく、その後も2引き分けを挟んで10連敗を喫するなど最悪のスタートとなり、3・4月の借金を最後まで取り返せないまま、シーズンを終えてしまいました。
今季もオースティン、ソトの両外国人選手がコンディション不良で開幕絶望となってしまいました。とは言え、オープン戦を見ると石井琢朗野手総合コーチをはじめとした新しい首脳陣も機能しているようで、戦える戦力は揃った、という印象です。昨季と同じ轍を踏まないためにも、各選手のデータを検証しながら、春先から調子のいい選手、スタートダッシュへ頼りになりそうな選手を探してみましょう。
主力打者で、もっとも期待できそうなのが佐野恵太です。昨季の3・4月成績が31試合で打率.304、5月は22試合で打率.344をマークしており、新型コロナウィルスの影響で開幕が遅れた2020年も、6月成績が10試合で.351、7月が26試合で打率.330、レギュラー定着前の2019年も3・4月成績は17試合で打率.370と、開幕直後から全開モードとなっています。
佐野は開幕カードの相手となる広島戦で、昨季の対戦打率が.313、6本塁打、15打点をマークし、第2戦の先発が予想される森下暢仁から2本塁打を放つなど、開幕ダッシュへ、打線のキーマンになりそうです。
宮崎敏郎もシーズン当初から好成績を残すタイプで、昨季の3・4月成績は31試合で打率.284、5月は22試合で打率.293ですが、2020年の6月成績は10試合で打率.459と開幕ダッシュを決めています。
2019年の3・4月は27試合で打率.165と不振でしたが、5月は23試合で打率.367、2018年は3・4月が24試合で打率.319、5月が22試合で打率.314、2017年は3・4月に12試合で打率.302、5月は24試合で打率.352と、春先に強いタイプと言えるでしょう。宮崎も昨季の広島戦で対戦打率.369をマークしており、開幕投手の大瀬良大地は、12打数6安打で対戦打率.500と得意にしています。
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